- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121004482
感想・レビュー・書評
-
「この本は、強弁で人を負かすためのハウツーものではない」
と冒頭で筆者が書いているように、相手を説得するためのものというよりは、おかしな論理で他人を攻撃する人に騙されないようにする自衛要素が強い本。
強弁・詭弁にわけた説明(実例重視)の後は、パズル遊びが載っている。
さすが論理学の本だけあって、構成がシンプルで論理的であるわりに、難しい事項についても数式を用いるなどして簡単にしている良本。
クラスの友人らにもちらりと紹介したら喜んでくれていた。↓
(最後の5ページくらい、「鏡は、左右は反転するのにどうして上下は変わらないのか」についての討論)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校生だったか大学生だったかの頃読んで、なんか面白かった記憶があります。
おお、なるほど!!と思ったことも多かったような気がします。
売ってはないはずでまだウチにあると思うので、いつか再読したい。 -
授業で書評を書くために読んだw
おもしろかった。
自分の父親が詭弁を押し付けてくる人なので、これを読んだ後、日常会話の中で「あぁ、詭弁だ」と冷静に観察できるようになった。 -
詭弁を体系化してる本。詭弁でごまかされないようになる方法や論理パズルがわかりやすく解説されている
-
全体的に文章の書き方が不快に感じる。面白い記述もみられるが、作者の偏った価値観を押し付けられる印象。
-
20100908
-
議論するための技術、強弁術と詭弁術。
その二つを付き合わせて論理を詳しく分析する。
また、論理の遊びを中心に据えてわかりやすく説明してある。
しかしわかりやすいと言うことは、問題が単純だと言うことを意味しているわけではない。 -
論理的な詭弁の言い回しが、面白かったです。
-
内容
「何かおかしい、だけどどこがおかしいのかわからない」
という感覚は誰もが日常おぼえるものでしょう。
もしかするとその「おかしさ」の正体は「詭弁」というものかもしれない。
その「詭弁」を数学者である著者が
ときに簡単な数式をまじえながら、やさしく論理的に解説した本。 -
論理パズルが好きな人には面白いはず。