- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121012227
感想・レビュー・書評
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今となっては古い時代の本(メール普及期)。
が、現在でも充分に役立つ内容。根幹部分は時代を問わずに役立つ。
章末にはまとめがあり、見返しによい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイムマネジメントの基本や考え方が学べる。
iPhoneやGoogleカレンダーなどとの相性はよくないが、基礎なので応用して使える。 -
★1995年の本であり、さすがに携帯電話や、インターネットの事情が現在と異なる。しかし参考になる点もずいぶん多い。そして論理的な文章が読んでいて心地よい。
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15年前の本なのでやはり古くなってしまっているという印象。
近年発行されたタイムマネジメント法の本でよく書かれている内容と共通する内容も多い。 -
モノは決まった場所へ。書類は使った順で。すぐ役立つ整理術。
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購入:初めて手に取った新書。
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学校の図書館で借りて読んだ。GTDの本を読んだときに実感が湧かなかった、「時系列で整理する重要性」が分かった。
以下は個人的に重要性を感じたフレーズ
『押し出しファイリング(机に積む代わりに、縦に並べるだけ。秩序は作るのではなく、自然と形成されていく)』
『数日後の自分は、記憶の断絶により「他人」になっているので、自分自身に仕事をうまく引き継がねばならない』
『保険として、予備日は過剰に作る(リスク・プレミアム)。(例:自動車保険、ホテルVIPルーム等)』
『スケジューリングにおいて、予備は必然的に「掛捨て」になる』 -
時間を一月、二月単位で一覧できるようにする。→スケジュール管理できるように。
連絡は口頭ではなく文書で行う。
空いている時間にバカスカ予定を入れない。
連絡と書類探しの時間を減らすべき。
アナログ時計を仕え。
予定を週単位ではなく、月・年単位で見れるようにする。
仕事中の中断時間は大敵。なるべき中断しないように時間を設定する。
仕事は発生した現場で、その場ですぐ片付けるべき。
複数の仕事を同時に行わなければならないときは、「とりあえず」のレベルに各々を仕上げる。「とりあえず」とは、他人がみて理解できるレベル。その後精査していくと良い。
不確実なことは先に行え。例えば、出張で訪問先に移動してから約束時間まで食事をとるとか。
仕事の関係者にスケジュールを知らせ、共有する。
スケジュール表に記入しない限り、アポ約束しない。これはダブルブッキングを防止するため。
予備日を過剰に作れ。
よく使う文書のフォーマットを作っておけ。
上司への報告、部下への指示も要点を文書で示す。
口頭に代えて文書を多用せよ。ただし、外部への情報流出等に気をつけること。
官庁文書技術の話。①まだ報告を受けていない、②事実とすれば大変だ、③早速調べてみる、④善処する。
抗議のメリットは、講義中に教師が誤りに気づいたとき、その誤りがどのようなプロセスを経て気づいたのか理解出来る。
物事を教えてもらうには、こちらの言うことに意義を唱えさせること。わざと間違ったことで質問する。
文章で「専門外であるが・・・・筆を執った」とあるのは読む価値無い。
索引が付いている本は、著者の力が入っている。
移動時間には読書等のインプットよりもアウトプットの方が向いている。
メモは一冊にまとめよ。
遅刻は相手の時間をうばうもの。
列車の席は別々にとる。 -
やや内容に古さはあるが、最近の時間管理系の著作の共通した底流には、本書があると感じた。
それゆえ、目新しいことは少なかったが、コミュニケーションを口頭から書面に切り替える手法は実践したいと思った。 -
15年前の本ということもあって、
やたらと古い情報がど真ん中に居座っている。
ただし、それを割り引いても十分読むに値する。
それは、タイムマネジメントの根幹が記されているからだろうか。
最後に特筆しておきたいことがあるが、
著者の大蔵時代のコラムがとても面白い。
その部分だけ読んでも良いほどだ。