超整理法 続 時間編 (中公新書 1222)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012227

感想・レビュー・書評

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  • 仕事が発生したその場で片付ける
    とりあえず8割まで完成させる場合によっては寝かす
    予備日を作る過剰に作る余ったのは英語の勉強でもする
    フロー情報も文書にする。要するに何かを紙面にしてもらう。指示もメモで出す。もちろん時間があれば。
    部下は比較優位で使う。
    15分の隙間時間を無駄にしない。移動時間は邪魔されない動く書斎。アウトプットが向いてる。
    普段ならやる気が出ないことやる。
    7つ以上の事は判別できない。

  • 超整理方の続編として、時間管理術を紹介。to doリスト、手帳の使い方が最も主張したいところかなと。前作に引き続き、思ったより泥臭い方法を提案。(当たり前のことを当たり前のようにやることが難しいが)意外と読みやすい。つまるところ、野口さん作の時間管理手帳を買ってねってこと?

  • この後めちゃくちゃfaxした

    95年の本だけあって、生かせることも古いこともあった。
    ただ、学ぶところは多く単体でも生かせそう。

    もう少し未来になれば、逆にこの本のアナログで行っていた事がインタフェイスそのままデジタルで出来る様になるかも。

  • 序章 時間との戦い
    第1章 時間を見る技術
    第2章 スケジューリングの技術
    第3章 連絡時間の無駄をなくす技術
    第4章 組織内コミュニケーション革命
    第5章 押し出しファイリングと時間管理
    第6章 時間を増やす技術
    第7章 人間の認知・記憶能力とタイム・マネジメント
    終章 他人の時間を大切にしよう

  •  もう10年も前の本なので、内容的には古くなっている部分もありますが、基本的には今でも通用するハウツウ書です。見方によっては、携帯電話の氾濫やスパムメールの問題を、予言している書とも言えるかなあ。

     P.224 これを大胆かつ大雑把に一般化すれば、スペシャリストよりジェネラリストのほうがよいということである。

  •  この領域の本をよむとき、自らを制するために書かれたか、他との競争を制するためのものかを考え、せいぜい前者にかぎると考えている.

     時間の使い方.多くの人が課題にしている.いろいろあるが、「終章 他人の時間を大事にしよう」がおすすめ.
     ほぼ、ここを読むと、著者の主張点を解するような気がする.

     「手帳に折りたたみ式スケジュール表」「中断シンドローム」「会議から文書へ」「マジカルナムバー・オブ・セブン」.
     新用語がならぶ.電話がくると思考停止、もとに戻すまでに時間を要する.それが『中断シンドローム」.
     人間、七項目しか覚えられない.かくて七曜日の習慣.
     なるほど、なるほど.著書を通じた提案のうち、いくつ取り組んでいる、か.そこの検証が読んでいて、楽しい.

     中心街をあるき、立ち寄った古書店で3冊100円のうちの一書.著者にはまことに気の毒なことをするが、悪くない買い物.
     

  • 時間の使い方に関するノウハウ集だが、「超」整理法と同様、誰にでもできる、整理に失敗した場合、なぜそうするのがよいのか、などが書かれている点がありがたい。「超」整理法に比べるとやや散漫な印象はある。

  • 著者の思いの一つ。「現実世界で使えるノウハウが欲しい」 確か一作目でも書いてましたが「ぐうたらな自分に実践出来てこそ、本当に優れた整理法だ」みたいなことも。賛成です。労少なくして効果多し。それ理想。

  • 「とにかく着手する。構えてはいけない。」

  • 仕事を効率的に進めるためにと思い、再読。タイムマネジメントの極意は、不確実性をいかに減らすかということのようだ。個人的には、仕事が中断しない時間をいかに作るかということと、8割原則で次の仕事に向かうということが重要なんだということに気づかされた。典型的なハウツー本だが、経済学的な考え方に根ざしている点がミソ。1995年の本なので内容が古く感じられる箇所もある(例えばFAXの活用方法を説明しているところなど)が、「合理的なマネジメント」なるものを考える上では役に立つ。

    ★比較優位説と不確実性に関する以下の記述は、示唆に富む。
    「分業による専門家が望ましいというのは、不確実性がさほど大きくない場合の結論である。不確実性が十分大きい場合には、ミラーが指摘したように、「変化する状況への適応」という目的が優先する。国際貿易理論における「比較生産費の理論」(各国は、あらゆる生産物を自国で生産するのではなく、最も得意とする産業に特化し、国際貿易を行なうべきである)が現実に影響力を持たないのは、このためだ。」(p.225)
    ※ジョージ・A・ミラーは、1956年に"The Magical Number of Seven, Plus or Minus Two: Some Limits on Our Capacity for Processing Information," The Psychological Review, 63(2), pp.81-97. を発表した心理学者。

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2017年9月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10

「2023年 『「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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