- Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122038103
感想・レビュー・書評
-
爆弾テロに立ち向かう自衛官の岸辺と横井。警視庁に出向し、犯人に立ち向かう。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
爆弾テロとその対処の話。現在はテロ対応も警察の分野らしいけれど、物語内では自衛官から警察に派遣された爆弾のスペシャリストが活躍します。ミステリを期待していましたが、サスペンスアクションですね。
文書内でサリン事件の例がしばしば登場して当時を思い出します。今野敏の作品は安積警部補シリーズ、竜崎警視長シリーズと読んできて、碓氷部長刑事シリーズに入りました。今のところこれが一番ミステリから遠い感じがしますね。次は碓氷シリーズの『アキハバラ』を読みます。 -
2011/5/3 Amazonより届く。
2014/1/4〜1/9
98年の作品。オウム事件に触発されて書かれたのだろう。爆弾テロ犯と爆弾のスペシャリストであり自衛隊から警察に出向した岸辺和也との戦いを中心に描かれる。
軽く読めて面白いのだが、初期今野作品にありがちな軽さが、中期作品でありながら目立っている感じ。いや、面白いんだけどね。何かいつも物足りないんですよ。 -
今野さんの警察エンタメ小説。純粋に小説を楽しむには十分によい。出張のお供に最適ではないでしょうか?しかしなんですな、作者がこの小説を書くにあたり、どうやって爆弾の知識をこんなに細かく仕入れたのか、その取材力に脱帽します
-
はじめから、捜査サイドと犯人サイドの両方が描かれていたので、読みやすいが、盛り上がりはいまいち。
もう少し事件の山谷がはっきりすると、引き込まれるんだけどね。 -
碓氷弘一 1
-
さくさく読めちゃう娯楽小説。碓氷弘一刑事シリーズ1作目(?)本筋は爆弾テロ魔と爆弾処理のプロとの闘い。最後の黒幕の正体はちょっと強引なような気もするが、、、社会科学との関連部分は読んでいて結構興味深かった。この著者の作品全般に言えることだが、人物描写が丁寧なので、感情移入しやすい。キャラ萌えじゃないが、脇役も含め、魅力的な人物が多く、結構楽しみにしていたりする。その点でも十分楽しませてくれた。展開は速いが、丁寧な描写のおかげで混乱することはない。読後感も良く、安心して読める。