ナ・バ・テア (中公文庫 も 25-2)

著者 : 森博嗣

• 中央公論新社 (2005年11月25日発売)

感想・レビュー・書評

[S.Yさんの感想 · 2007年5月6日]

スカイ・クロラの続編.
前作の伏線に対する回答や前作への伏線が多数.
少しだけ明らかになる世界観.
しかし続編を手に取る気にはなれなかった.

[ツタさんの感想 · 2007年4月13日]

スカイ・クロラの続編。
主人公が変更されてて、吃驚したっけー。

[BERLUCCHIさんの感想 · 2007年4月10日]

主人公は、クサナギスイト。
水素と書いて、スイトという名前が綺麗。

水素とティーチャの出会いと別れ。

やはり綺麗で透明な作品。

[雪乃さんの感想 · 2007年1月22日]

最初は語り部が『僕』だったので、主人公は、カンナミかな？と思ってましたが、クサナギさんでした。過去のお話ですね。
この誌的な雰囲気が大好きです。
ササクラさんが好きだぁ。

[あいさんの感想 · 2006年12月30日]

『スカイ・クロラ』に続くシリーズの二作目

ポイントになるのは『僕』
主人公が話す形なので,
１番謎に包まれているのは主人公の『僕』なんです。
読んでいくにつれちょっとずつ主人公のことがわかってくる。
だからどんどんひきこまれるのかも。

[べあべあべあさんの感想 · 2006年12月20日]

シリーズ第二弾不老不死　太古の昔から人間の究極の望み　永遠の命ただ　それが必ずしも幸せではないという事だ。永遠の子供　と言えばまっさきに思い浮かぶのは「ピーターパン」　ネバーランドは子供の憧れ。けれどやっぱりピーターパンもどこか憂いを秘めている。全ての人がそうであれば別だけど、親や兄弟は年老いていくのに自分だけオトナにならない、死なないと言うのは究極の精神的拷問なのかも知れない。誰かと心を通わせることを避け、空を飛ぶことだけを生きる意味とする、そこには未来はあるのだろうか。最初に結論があり、二弾、三弾で徐々にそこに至った道が明らかにされる。森教授、ずるいですよ。読むしかないでしょ。

[yueNopetさんの感想 · 2006年11月30日]

理由がなければ、なにも正しくないし、なにも間違っていない。
（ナ・バ・テアP175）

[きゃぷてんさんの感想 · 2006年10月19日]

上記作品の続きです。
<br>草薙さんは、そんなに好きじゃないです。
<br>というか、すいません、森さんの書く女性は、好きじゃありません、すいません。<br><br><br>でも水素という名前はとても素敵だと思います。

[まぅさんの感想 · 2006年10月2日]

航空専門用語が多用されて、戸惑ったけれど心地よい空の開放感ある孤独。力強い。

[HALさんの感想 · 2006年10月1日]

森博嗣の新境地、ってより、森博嗣の自己満足の世界でしょう。
『スカイ・クロラ』と変わりのない、ただ飛行機に乗っている日々が描かれているだけ。
キルドレの意味も、撃ち合いをする意味も、また解明されなかった。
それに、飛行機用語なんて、あたし、一切分からない。
そんな文句を言いつつ、心地よく読んでしまう自分がいる。
「僕」がクールなところとか、「僕」が飛行機乗りのスキルが秀でている所とか、好きだな。
あとね、「フル・スロットル」って言葉の響き。

[shinnjiさんの感想 · 2006年9月29日]

このシリーズはあんまり好きじゃないなぁ・・・

[結名さんの感想 · 2006年9月13日]

この本に何度も救われました。

[りくさんの感想 · 2006年8月16日]

「スカイ・クロラ」の続編。<br> なんだか、これもはじめは霧の中にいる気分だった。

[ザジさんの感想 · 2006年8月15日]

草薙水素の過去が明らかになる『スカイ・クロラ』の続編。

[晴さんの感想 · 2006年6月25日]

「スカイ・クロラ」の続編。一人称が「僕」なので主人公も同じ人物なのかと思いましたが…。余計なことを一切語らないでひたすら主人公の主観で物を語っているため、時代や背景がわかるのが随分後になります。それが逆に面白いと思う。

[P028451さんの感想 · 2006年6月15日]

スカイ・クロラ続編

[usshi-さんの感想 · 2006年6月12日]

生も死も同価値で飛ぶことだけが生きている証拠。でも、そんな子どもでもいつかは大人になってしまう。

[ritomicoさんの感想 · 2006年5月31日]

スカイ・クロラの続編。
詩的な文章もクサナギも、淡々としてて冷たいのになぜか心温まる。
そんな感じ。

[dugさんの感想 · 2006年5月16日]

スカイ・クロラの続編。
序盤がめっちゃ巧いです。

[彩色さんの感想 · 2006年3月3日]

スカイ・クロラの続編。文章の中に、たくさんの孤独が表現されている。愛とか夢とか、希望だとか、そういったものを頼りにはしない、自分自身をも頼りにしない、何だかそんな印象を受けました。

[みぃさんの感想 · 2006年2月26日]

スカイ・クロラシリーズ第2弾。1よりはこちらの方が個人的には読みやすかったけど、やっぱりこのシリーズは私にはちょい重く感じる。森作品を読むと、‘普通の人間って何だろう’という疑問が出てくることが多い…。

[書店員さんの感想 · 2006年2月16日]

スカイ続編。クサナギ過去話。異常とは思うけどなんか筋が通ってるんだよね、彼女。ティーチャが正常だと思うけど、もう正常とは何かかが解らなくなる。

著者プロフィール

工学博士。１９９６年『すべてがＦになる』で第１回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「Ｓ＆Ｍシリーズ」「Ｖシリーズ」（ともに講談社文庫）などのミステリィのほか「Ｗシリーズ」（講談社タイガ）や『スカイ・クロラ』（中公文庫）などのＳＦ作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓　Fool　Lie　Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」