- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122046795
感想・レビュー・書評
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交換本!!!いやーーー面白い!!!そうくるか!!!そうくるか!!!!の連続でした!!!
そうかぶせてくると思わなかったわーでも、なんかくる感じはわかるけど、お?お?お?おーーーー!!と、程よく裏切ってくれちゃいます!!
多重人格、ビリーミリガンも読んだけど、わかるのだろうか???
一緒にいれば???日本にはどのくらいいるんだろう????
そんなふうに考えさせられるし、多重人格だと42歳が21歳の人格が出てきた場合に、本当に21歳で通るのか?
さすがに42歳が21は無理じゃね?と、思う私。いくらなんでもねーでも多重人格だとなり切るからイケるらしい?いや、イケることになってはいたけど、その一点だけ、私、どうも腑に落ちない一冊でした。笑!! -
複数の人格で1つの身体を共有しているから「ルームメイト」。
映画がR‐12指定になっていたのは、冒頭の惨殺事件が衝撃的だからかな?(映画は観てないけど)
後味がチョー悪いと言う、衝撃のラストは作者自ら、読み進めるかどうかはご自身の判断で…。とあとがきに書いているけど、このラストを読まないと”兄の聞いた声”が謎のままになってしまうのだ。
私はこんな終わり方も嫌いじゃない少数派みたい。 -
主人公萩原春海が共に暮らすルームメイトの西村麗子が失踪、そして殺される。西村麗子について調べているうちに、彼女の二重・三重生活が明らかになっていく。
なぜ彼女はそんな生活をおくっていたのか、また彼女を殺した犯人は誰なのかといった感じで話が進んでいきます。
話の途中で明らかになっていくのですが、多重人格が一つのテーマとなっているため、アンフェアとまではいかないけど、やや「う〜ん」と感じるところはあったけど、話の展開は小気味よく楽しんで読めました。
最後のある人物に関しては、何故、どういった経緯でそこに登場してくるの?といった感じは拭えませんでした。 -
映画のCMに見事に釣られて読んでみた。
リーダビリティーはとても高いが、内容はミステリーを読み慣れている現代の読者にとっては、物足りないはずだ。
そもそもが1997年発表の作品なので、随所に古さを感じるのは仕方ないとしても、展開や設定そのものに粗さが目立ち、不自然な印象を受ける箇所も多い。
言い方は悪いが、暇潰しの娯楽小説、の域を超えるものではないだろう。 -
ちょっと偶然が過ぎる。途中まですごく引き込まれて読んだ。