そして誰もいなくなる 改版 (中公文庫 い 74-7)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122052611

感想・レビュー・書評

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  • 非常に面白い内容でした^_^

  • 「そして誰もいなくなった」が好きだったので読んでみたが、正直微妙な内容。
     気になったのは2点。
     1点目。事故死と自殺が偶然劇の見立て通りなった上で、真相を隠すために3つ目以降の見立て殺人をするって内容(ABC殺人事件ぽい)なんだけど、
    3つ目以降の見立ての条件が偶々揃いましたって感じが強い。あと、港で刑事と学生が会うくだり。
     小説だから偶然性をある程度容認すべきだけど、流石に偶然に頼りすぎな感じが強い。
     2点目。見立てのターゲットになっている学生の危機感の無さに違和感を感じる。
     昔見たスクリームっていう映画で、登場人物が1人なったところを待ち構えた犯人に殺されるのを思い出した。
     すごく読みやすい作品です。 

  • 書店で平積みされてたので、最近の作品かと思ったら1996年の作品でした。どおりで女子高生の描写が……。
    『そして誰もいなくなった』のオマージュで、同じように見立てで人が死んでいく。果たして犯人は誰か。どんでん返しは面白かったけど、ワクワクするっていうより、みんなの事情に「え~……」ってなる。

  • なんて事でしょう。既読なのにうっかり再購入してしまった。

    なので再読。まったく覚えてまさんでした。
    別荘で犯人を暴くぐらいで終わってれば良かったのに、それ以降はちょっと凝りすぎかな。
    まぁそれなりに伏線はあったので無理筋ではないと思うけど。

  • 最初は良かったんだけどなー
    ちょっと読者を驚かせようという思惑がこれでもかとくる後半はちょっと、興醒めだった

  • 臨場感があって楽しかった
    話がちゃんと頭に入っってくる本です

  • オマージュ作品2作品目☆あっという間に読んでしまった。最後の方になると、もう1つの真実が分かるのですが、なんか切なくなる終わり方でした。でも、ちゃんと生きてそうだが…これは、アガサ・クリスティ読んでなくても楽しめるけど、読んでからの方が楽しいかも(*´∀`*)原作からのオマージュ作品2作読むというのを初めてしてみたけれど、楽しい読書期間になりましたꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

  • あの名作をオマージュ!?

  • 今読むからこそなのか、犯人がありがちな内容でわかりやすすぎた。
    もっと捻って欲しいところもあった。

    内容はわかりやすく、読みやすい。

  • 訃報を聞き、いろいろな意味で大変ショックで、手にするまでに時間がかかりました。クリスティのオマージュ。でもクローズドサークルではなく、場所もそれぞれ。なんとなく地に足がつかない、視点の移動もなんとなく落ち着かない…という感じで読み進めていったのですが、なるほど納得、後半の次から次への展開がたまりません。それぞれにきちんと伏線が張ってあるのがわかるのも嬉しいです。しっかりと計算されているのだと思います。印象としてはラストの後味まで含め、ミステリよりサスペンスよりかもしれません。本家を読み返したくなりました。

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