歌舞伎町セブン (中公文庫 ほ 17-7)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 3041
感想 : 218
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058385

感想・レビュー・書評

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  • 読みたいと思いながら、なかなか読むタイミングが訪れなかったが、ここにきてようやく。ジウシリーズを読んでからだいぶ時間が経ってストーリーは忘れているけれど雰囲気だけは頭に残ってます。そちらと比べると有機的な感じはします。

  • 国境事変、ハングときて歌舞伎町セブン。
    前2作の生き残りキャラがここで集結するのかと思っていたので、え、まだ出てこないの?と少し拍子抜け。
    ミサキの存在とか、前2作から回収されてない謎とか、まだまだ気になる要素が沢山。
    終盤の東警部補の再登場で、テンションブチ上がりました。こういう次作への引きが上手すぎて、小休止に別の本読もうと思ってたけど無理。すぐに歌舞伎町ダムド、読ませていただきます。

  • 正義だけでは本当の悪はなくならないから、歌舞伎町セブンのような、合法的ではないけど悪を取り締まるものが必要というのは、なんとなく共感できました。本当はあってはならないものだけど。あと、ミサキってあの美咲なんでしょうか?けど、ジウのときのキャラクターと違い過ぎる…?続きが楽しみです。

  • 2019.7.16 読了
     歌舞伎町に暗躍する暗殺チームの話。司法の力が届かない暗闇の巨悪を捌いてゆく。自然死(心不全)にみせる殺し方(喉の奥から脳幹を突く)が出てくる。

  • かつて歌舞伎町を陰で護っていた伝説の自警団が復活⁉︎という感じでしょうか。
    そういえば、二度目の東京暮らしになって早一年半になりますが、歌舞伎町に一度も行ってないのは、危険なイメージが自分の中で大きくなりすぎたせいもあるのか。
    ジウを読んでからかなり経つので、東警部補とやらが誰なのか記憶になくて残念。。。

  • 歌舞伎町で悪と戦う7人だが、殺人者でもある。何が正義か?現代版の必殺仕置き人。

  • 読了して最初に思ったのは、誉田氏は東警部補が好きなんだなぁ~ということ。
    この人はもしかしてあの人かしら…?と思う、気になる人物が何人か登場したので
    早く次の「歌舞伎町ダムド」を読まなくては!とソワソワしています。

  • 法や条例等では守れない歌舞伎町独特のルールを守る自警団的集団「歌舞伎町セブン」足跡を残さず綺麗に始末する。個性的な登場人物達がいい。

  • 設定は面白そうだが、ストーリーとしては今一つといった感じ。世界観の作りこみがあったので、1作目としては仕方ないのかな。次巻に期待したいところ。(新宿で針金、ときて某作品のおせんべい屋さん思い出した。)他の方のレビューにあったが、「ミサキ」ってジウの美咲さん?キャラ全然違うけど…?あれ?まあ、次巻で東さんが活躍するのは間違いなさそう。

    • hs19501112さん
      自分がこれを読んだ時の「ミサキ」についての感想は、その“美咲”ではなく、相棒の方を思い浮かべました。仲良しさんになれたわけでなく離れ離れにな...
      自分がこれを読んだ時の「ミサキ」についての感想は、その“美咲”ではなく、相棒の方を思い浮かべました。仲良しさんになれたわけでなく離れ離れになった彼女は、しかし、何らかの“美咲”への想いを抱くことがあったのでは?と。。。。

      続編「ダムド」を読めば真相は分かりますが。
      2017/08/03
    • hs19501112さん
      “黒い誉田”にはある程度以上慣れていても、「ダムド」前半での黒描写は、かなりの暗黒です。心の準備をしてから読んでくださいね・・・・。
      “黒い誉田”にはある程度以上慣れていても、「ダムド」前半での黒描写は、かなりの暗黒です。心の準備をしてから読んでくださいね・・・・。
      2017/08/03
  • 次作を先に読んでしまっているのでどういった経緯で至ったのかを確認する形になったが、単独作としても楽しめる内容だった。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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