歌舞伎町セブン (中公文庫 ほ 17-7)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 218
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058385

感想・レビュー・書評

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  • 気になるのは、ミサキだろう。
    やっぱり。
    でも…彼女では無いだろう。

    となると。

    ダムド未読で次がどうなってるのか
    さっぱりわからんが近々読もう。

    追記)
    そうか…「ハング」も繋がってのか…。
    ジロウ…。

    てか、「ジウ」を読んだのが7年前。
    「ハング」を読んだのが6年前。

    もう記憶がうっすらとしか…。

  • 歌舞伎町一丁目の町会長が、神社の境内で倒れ死亡しているのが発見された。死因は急性心筋梗塞による心不全。
    その死に疑問を持ったのが、商店街振興協会長の孫娘、フリーライター、暴力団の組長、新宿署の警官、バーのマスターだった...

    誉田哲也さんの本は初めて読むが、ストロベリーナイトの原作を書かれているとあり、興味を持った。

    内容はハードだが、どんどん読み進めていけた。
    本編のジウも読んでみたい。

  • 冬のある日、歌舞伎町の片隅で町会長の高山が死体で発見された。死因は急性心不全。事件性はないはずだった。だが、これを境に、この街の日常はなにかがずれ始めた。それに気づき、手探りで真相を追い始めた人間たちが、必ずぶつかる「歌舞伎町セブン」とは何を意味するのか。そして、街を浸食していく暗い狂気の正体とは―
    歌舞伎町地域課に異動した元刑事の小川幸彦(父は元新宿区長、在任中に心臓麻痺で死亡、他殺では?)が高山の死と父の死が似ている。殺人の疑いを捜査本部に言うが東係長に他殺の証拠を持ってこいと却下
    フリーライターの上岡と捜査を開始
    元セブンの斎藤(元ヤクザ、商店街会長)が襲われる
    孫娘の杏奈(リュウの実の娘)に手首(指詰め)が送られる
    現役ヤクザ市村(元セブン)、アキ、ジロウにリュウは助けを求める。ビルに匿うがたまたまリュウを見かけた小川のせいで場所がばれる。尾行されていた
    上岡と小川は元セブンのメンバーに拉致
    歌舞伎町を守る為の暗殺グループ、歌舞伎町セブンの説明をうける。
    集合場所のビルが火事 メンバーが4人死亡
    欠伸のリュウは生き残ったが整形、戸籍変更。
    娘はメンバーに預けた。娘のそばにいたくて歌舞伎町のバー。エポのバーテンダーをする陣内(欠伸のリュウ)
    父殺害の背景。新興中国系暴力組織から7億円授受し市役所通りの工事を進め、暴力団の一掃を計画。それを隠蔽する為に区議殺害を指示。未亡人が区長殺害の依頼人
    リュウは未亡人が姉なのを知っていた。父はいない。母は売春婦。姉も売春をさせらてた。
    姉は名前を変えて現在の区長。歌舞伎町セブンのメンバー二人を引き込み、残りの殺害を計画
    姉は歌舞伎町を恨んでいた。新興中国系と組みビルを巧妙な手口購入
    歌舞伎町セブン復活。元メンバーと廃墟コマ劇場におびき出し裏切った二人を殺す
    警官の小川は初めて殺人現場を目撃
    自分達の情報を連絡、斎藤の死体を遺棄したアキラは殺さずに売った。
    杏奈とリュウはこれまでと同じ生活
    バーに東係長がやってきた。風呂場溺死のみせた区長の体内の水を調査中と告げた。

  • ジウシリーズの続編
    ジウシリーズがあまりにも凄惨だったため,しばらくたって落ち着いてから読み始めた.
    ダメだよね,続き物は続けて読まないと.
    人の繋がり,忘れちゃうから
    ジウほど凄惨じゃありません.
    ジウシリーズから続けて読むことをお勧めします.

  • 実家の本棚から持ってきて一気読み。なんで途中で読むことを投げ出していたんだろう、後悔!不穏でスリリングでじっくりと【歌舞伎町セブン】の内側に誘われました。この先もこのシリーズが続くことを知っていて読めたので続きも早く読もう。なぜなら今月にはシリーズの第3作目が出るんだから急がないと。後に出ている作品で歌舞伎町セブンの登場人物たちを読んで名前やキャラクターは知っていたけれど、今ようやくスタートの作品を読めたのでもっと深くセブンのメンバーを知ることができたな。東刑事とセブンの関係もどうなっていくのかな。確実にこの先が有ると、そう思わせてくれる物語の終わり方が好きでした。

  • 安定して面白い。東さんとかミサキとか聞き覚えのある名前は出てくるんだけど、どれの何のキャラだったか覚えていられない悲しい記憶力…

  • 過去に捨ててきた二つ名ってワクワクするよね。
    このシリーズ続くといつか陣内死にそうでこわい。

    セブン、必殺仕事人。+東+事件って感じ。
    ストロベリーナイトシリーズも容赦ないけど、セブンはもっと暗そう。優しい人ほど短命な感じ。

    東と陣内の探り合いが結構好き。

    敵の女性の強さ惜しいなって思った。あの強さがあれば生きていけた気がするから。荒んだ女性が相手に料理を作って一緒に幸せになりたいとまで思わせた男性ってどんな人だったんだろうと思うし。復讐なんか忘れたら普通に生きられたのかもな。

  • 最初に、硝子の太陽N、ダムド、セブンと新しいものから読んでしまった。このシリーズ、続くのであれば、読み続けたい。

  • 歌舞伎町の町会長の死体が発見される。外傷もなく病死で処理されるが。
    都市伝説「歌舞伎町セブン」とはなにか?歌舞伎町に徐々に広まる「欠伸のリュウ」とは何者か?

    セブンに行き着くまでが長くて、でも思ったより緊迫感もなく、もっとじっとりジンワリと追っ手がかかるのかと期待してただけに拍子抜け。
    最後もあっけなくて、あんなに上手に書類操作ができた謎とかもあいまいなまま。続く・・ってことかな。
    それより、ミサキさんって彼女?とかじゃあ、ジロウってまさか。いや違うでしょ、とかそれが気になってしかたがない。

    歌舞伎町とはご縁のない生活だけど、事件とか数々の本でイメージは暗い。
    この本でなるほど、そういう場所でもあるんだな、とちょっと明るい面をみた。
    「この街に逃げ込んでくる人の大半は、はっきりいって、半端者です。(略)でも、そういうひとたちでも、再起のチャンスを掴めるのが、この街なんです。」

    本と関係ないけど、陣内さんは誰が演るかと勝手に妄想。
    恭平さんだと違うドラマになっちゃいそうだし。やはり佐藤浩一?ハングマンだし。なんてニヤニヤしながら考える。
    登場人物が楽しかった。

    • hs19501112さん
      【ミサキさんって彼女?】

      に、同意します(笑)。
      “美咲”じゃない方の彼女、と思ってます。
      【ミサキさんって彼女?】

      に、同意します(笑)。
      “美咲”じゃない方の彼女、と思ってます。
      2013/11/07
    • shuwachoさん
      ですよね~!
      そうか、彼女も元気で頑張ってるんだ!
      なんてうれしくなりました。
      (^▽^)
      ですよね~!
      そうか、彼女も元気で頑張ってるんだ!
      なんてうれしくなりました。
      (^▽^)
      2013/11/08
  • ドラマを見て誉田さんの作品を読みたいと思いました。
    必殺仕事人の歌舞伎町版でしょうか。
    切なくなる結末もあり、楽しめました。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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