- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122063532
感想・レビュー・書評
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様々なシチュエーションの「マナー」について、見開き1ページの短さで作家たちのエッセイが読める。
たまにはエッセイを読もうかな、誰のエッセイを読もうかな、と悩んでいる時は、こういう短いエッセイ集が嬉しい。一つ一つが短くてすぐ読めるし、なんと言っても作家さんたちの言葉選びや視点なんかも楽しめるし。
マナーってなんなんでしょうね。ほんと、結局のところ互いに共有していないとマナーになりきれない気がしますね。難しい……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男女問わず、作家、タレント、エッセイストなどなどのエッセイ集。
女性は、ムカッとしたりモヤッとしたりした日々の何でもないことを、割とあっけらかんと素直に書いている印象だけど、男性ってほんとはムカッ腹たってるだろうに全然気にしてないよ、そもそもそんなこと書いたら品がないじゃない?ってカッコつけてる感じがしてかわいい。要するに、詮ないことは、書かない言わない方がいいみたい。そっちの方がかわいい。そして、存じ上げないのだが、穂村弘氏が好きになった。 -
劇団ひとりや三浦しをんの話は良かったが、ほとんどは興味が惹かれず、最後の方は読み飛ばしてしまった。
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やっぱり三浦しをんの思考は面白い
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マナーの本、と言うよりも、マナーに関するエッセイが集められた本である。一つのマナーに対して見開き2ページの長さ。簡潔で、時にユーモア満載、時にはっとした気づきをもたらすエッセイの数々、満足して楽しく読んだ。いろんな作家の作品が手軽に読めるのも魅力。
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時折笑ってしまう箇所がいくつかあった。
マナーについて考える機会はあまりなかったので、新鮮だった。 -
マナーを考える。
そんなものわかるか、ばか。と言いたいような浅薄な人間ですが、ただ誰のためでもなく、趣味のように「考える」ひととき。
そんなのって、自分で作らなきゃ一生出会わないよね。ちょっとだけ楽しさを思い出せる。たくさんの、宝物のような、言葉。 -
作家や芸人、哲学者等12人の著名人がマナーをテーマに書き綴るエッセイ集。
マナーといってもシチュエーションは千差万別。
買い物やお辞儀、SNSなど「マナー」がありそうなものを
テーマとして取り上げることもあれば、
「居留守のマナー」「最弱のマナー」など、それは最早マナーなのか、と思われるものがテーマとして取り上げられることも(というかそちらの方が多い)。
はては「ルールのマナー」や「マナーのマナー」なんかもでてきてマナーがゲシュタルト崩壊。
たまに佐藤優や楊逸(敬称略)あたりが深イイマナーの話をしてくるが、基本的にはクスッと笑える話がほとんど。
肩肘張らずに読める系。