NHKブックス 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス 954)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140019542

感想・レビュー・書評

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  • すごくわかりやすい。
    どこに目を向ければいいのか掴みやすかった。
    もっと早く出会ってれば成績もっと良かったのにとちょっと後悔

  • ユーモアもあり、それでいて素晴らしい本。非常にためになった。

  • レポート・論文の「書き方」と同時に中身をひねり出すところにかなりの比重を置いた貴重な本。この手の本の大半は「枠組み」にしか言及していないので読んでも書ける気がしないし、そもそも読み通せない。どちらかと言えば書くときの参照用。だが、この本は読むと書けるような気がしてくる(気がするだけ。実際に書いてみないと上達はしません、念の為)。前半は是非大学入学時に読んでおきたい(かった)。

  • 戸田山和久『論文の教室』NHKブックス 読了。漫才の台本としか思えぬw 一通り理解していた理論が、現実の論文執筆作業につながっていきそうな感じ。類書は多分に読んでいるが、論理形式を実際に論証に落とし込む説明が充分になされているのは初めて。何より著者の本音が見え隠れするから面白いw
    2011/12/14

  • 副題の通りレポートから卒論まで対応でき、この本に書いてある通りにやればそこまで内容が伴っていなくてもそれだけで印象が良い。文章はおちゃらけているので、くそまじめな人は他の人の本を読むのがいいだろう。

  • 内容自体はごく当然のことを整理整頓して面白く解説してくれたものである。もちろん、論文・レポートの書き方はこの本によって向上し……たはずであるが、元から普通にSを貰えるレポートを書いていたので、ちょっと効果のほどは分からない。でも、作文ヘタ夫くんのダメっぷりには終始笑い通しだったので、読んで損したことは無い。むしろ、曖昧だった書き方をしっかり確立させられるので、自分の紙面上の論じ方に自信があっても一読することをお勧めします。

  • 論理的な文章を書く勉強をした際に出会いよかった本

  • 「書く」ということを理論的にわかりやすく解説した本。ユーモアを交えながら優しく語りかけるように書かれていてあっという間に読み終えてしまった。「文章を書くことが上手な人はこのようなことを考えているのか」と感動したのを覚えている。ちなみにこの本は彼女から借りて、あまりに良かったので未だに借りパクをしている本である。

  • 物書きが絶望的に苦手な私でも読了できるくらい、シンプルで分かりやすい内容。地に足のついた説明(?)が良かった。
    論証と仕上げの章はとりあえず飛ばした。卒論をどう組み立てるかを知るためにまずは本書を読んだので、これらの章は書きながら・研究しながら再度読もうと思う。
    もっと早く読んでおけば良かった…!

  • 論文を書くに当たっての必読書と言っていいと思う。
    そう感じたのは、本書では

    1.論文とは何か
    2.問いのたて方
    3.立てた問いの深め方
    4.思考の流れ
    5.論証の方法
    6.テクニックとしての書き方

    といった、おおよそ論文を書く際に知っておきたいことが網羅されているから。そしてそれら各項目については、決して内容が浅いということはない。

    図書館で借りた本だけれど、手元においておきたいため、購入しようかと。

著者プロフィール

1958年生まれ
1989年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
現 在 名古屋大学大学院情報学研究科教授
著 書 『論理学をつくる』(名古屋大学出版会、2000年)
    『誇り高い技術者になろう』(共編、名古屋大学出版会、2004、第2版2012)
    『科学哲学の冒険』(日本放送出版協会、2005)
    『「科学的思考」のレッスン』(NHK出版、2011)
    『科学技術をよく考える』(共編、名古屋大学出版会、2013)
    『哲学入門』(筑摩書房、2014)
    『科学的実在論を擁護する』(名古屋大学出版会、2015)
    『〈概念工学〉宣言!』(共編、名古屋大学出版会、2019)
    『教養の書』(筑摩書房、2020)他

「2020年 『自由の余地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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