- Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150019013
感想・レビュー・書評
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相変わらず油断して殴られる人たち…
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カールとアサドとローセ、特捜部Qの個性的で有能な仲間。17年前の少女轢き逃げ事件を捜査していく。今回は特にカールとアサドの友情が胸熱である。
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デンマークのミステリシリーズ第6弾。
常に同じ品質ではなく、時とともに変わりゆく関係性が、なんとも切ない。
相変わらず読ませる。
この物語には、一人の魅力的な男性が登場する。
彼について、他者からどれだけ彼が魅力的か、は語られるのだけれども、ついぞ彼が本当に何を考えていたのかは示されない。いや、示されているともいえるんだけど、主人公らが彼と語り合う機会は与えられない。
そのことにより、物語を読み進めながら「この人はどんな人なんだろう」とずーっと考えさせられてしまい、その結果、彼がとてつもなく魅力的に見えるという不思議なことになった。
語らず想像させるってすごい。 -
このシリーズの難は、キャラがたちすぎてる事やと思う。だいぶこなれてきたし面白いんは間違いないんやけど。
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2016.8 回を重ねるごとに読みやすくなってくる。でもやはり監禁は出てくるんだね。
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7月23日読了。図書館。シリーズ6冊め。
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ネタバレあり。
ううむ、関係者による別々の事件が絡まり合うという
ストーリー展開はうまいが、最後に各人の自白によって真相が明るみに出るというのはちょいと気に入らないなぁ。
しかしカールの独り言に磨きがかかってきてうれしいぞ。 -
テンポがいつもよりゆるくて、どっと疲れた。前作ではマルコという魅力的なキャラが物語を引っ張ったが、本作はそういう面はなし。カールの内面のツッコミがだんだん激しくなるな。報われない愛が起こした悲劇だった。