- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150019914
作品紹介・あらすじ
スミソニアン博物館勤務の鳥類画家ロニはフロリダ州テネキーの実家で「ボイドの死について話したい」というメモをみつける。ロニの父ボイドは25年前に沼地で謎の溺死を遂げていた。ロニは父の死の真相を追うが、背後には湿地に囲まれた田舎町の大きな闇が……
感想・レビュー・書評
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主人公ロニがスミソニアン博物館勤務の鳥類画家、という設定に惹かれて。
絵を描く場面はどこも真摯で良かったなぁ。
その道を選んで就くまでのところももっと読みたかった。
それ以外はちょっと長かった…。
犯人も、まあそうでしょうね…というわかりやすい人物なのに、回り道が多くて…。
ロニが嫌いだと思っていた人物の意外な良さは好きだった。 -
スミソニアン博物館に勤める鳥類画家のロニは、認知症を患う母の介護のため、故郷のフロリダに帰ってきた。母の荷物を片づけていると、「ボイドの死についてあなたに話しておかなくてはいけないことがあります」という謎めいたメモを発見。父ボイドは25年前に沼で不審な溺死を遂げ、その名は家では禁句になっていた。かつて観察眼に優れたロニを、アオサギに宿ってすべてを見渡す沼の女王にたとえた父。当時のことを探り始めたロニに思わぬ危険が迫っていた……沼地に隠された悲劇と家族の絆を描く傑作サスペンス。
細部まで行き届いた、鳥、植物の描写が印象的。ミステリとしては?
ポケミス、一冊税込み約3,000円。図書館で順番を待つことにしました。 -
ワシントンから故郷フロリダに帰った娘が、認知症の母や敵対的な弟の妻、さらには封建的な故郷の人々との関係に翻弄されながら25年前に死んだ父親の真相を追うというもの。
全編が一人称で書かれていて、ミステリーやサスペンスの要素は少ない。しっとりとしたのが好みなら好きかも。私は退屈だった。 -
スミソニアン博物館に鳥類画家として勤務するロニのもとに、歳の離れた弟から、実家で一人暮らしをしていた母親が手首を骨折して入院しているとの連絡を受ける。母親は、認知症のようだとも言う。介護休暇を申請して実家に戻ったロニは、母親の日記や手紙を読むうち、子どもの頃に事故で亡くなった父親の死の真相を探り始める。
当時10歳だったロニ、赤ちゃんだった弟。父親や母親への思いは微妙に違う。若い頃の知り合いと再会しながら、当時の状況を探るロニ。真実に気づいてからは一気にサスペンス感が加速していく。ミステリー風味の家族ヒストリーかな? ロマンス風味も少々。
スミソニアン博物館でもダウンサイジングの傾向にあるのだと、別なところにも反応してしまう。
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無駄な行動が多いな。
エステラどうなった? -
最近このシリーズ、ハズレ多いな コストダウンか?