マルドゥック・スクランブルThe First Compres (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-1)

著者 :
  • 早川書房
3.87
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本棚登録 : 2115
感想 : 248
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307219

感想・レビュー・書評

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  • 一言で感想がかけない。
    そんな話。
    http://bookwormblog.seesaa.net/article/120712659.html

  • これはガンガンくるよね!
    「面白いノベル」ならナンバーワンかも。
    バロットのような男のフェチズムに思い切り晒されそうなヒロインの相手にウフコックのようなキャラを連れてくるところがたまらない。

  • コレで冲方丁にハマりました。最高です。

  • やべぇ、おもしろい。
    濃いミステリーの後に、ライトノベルみたく適当〜に読もうと思ってたのに。
    コレはいいや。アメリカ映画見てるみたいだ。
    あのアクションシーンはマジで迫力ある。

  • バロットが最初に比べて、だんだんと人間らしくなっていく気がする……
    それにしてもアブノーマルな奴等がいっぱいででくるなぁと思った。切実に。

  • 展開・世界観・文体が受け付けず、前半はだらだらと。
    終盤、息つく間もない展開になってきてからが本番。
    サイバーパンクな世界観にどっぷり。
    続き楽しみ。

  • 癖のある一筋縄じゃいかない連中がわんさか。死体のようなとびきりの美少女、変幻自在の金色鼠、ひょうひょうとしたドクターをはじめ、私的には5人のイカれた畜産業者にニヤニヤ。素敵。第4章「導火」はしびれます。そしてラストが衝撃的。読みながら意味もなくあたふたしてしまう。血が!血がアァー!!

  • 近未来設定で死んだ少女が改造されて復讐劇を云々、という感じの話。
    富貴と貧困の差が顕著になった近未来設定がどうやら好きなのだな。

    独特の文体なので、それが苦手なら読めない。
    が、世界観が好きならたまらないと思うなぁ。

    全3冊。
    この物語に出てくるキャラクタがメインになったものが、この後に出ているはず。

  • 冲方さんの本は初めて読みました。
    物語の当初、読んでいて感覚的に“重いな”って感じたのは、おそらく頭に入ってくる情報量の所為。
    とにかく多い。だからこそ、世界観に重厚感があってリアリティがある。
    まずそこに圧倒された。
    主人公であるバロットの「殻に籠もる」という考え方は嫌いじゃない。
    何も感じなければ、それが一番楽なのはわかっているから。
    男性作家さんの描く女性って、受け付けられないときがあるけれど、バロットはすんなりと私の中に入ってきた。
    人として、違和感も嫌悪感も抱かなかせないところがすごい。
    シェルがよく分からない人だけれど、そこはたぶん今後に繋がってくるのでしょう。
    人間って、本当に疑問に思わずにはいられない存在なんだろうな。

    終盤でのバロットとボイルドとの戦闘シーン。
    血を流すウフコックを、涙を流しながら手に取り戦うバロットが、哀しくて格好いい。
    この本で一番、お気に入りのシーンになった。

  • 再読。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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