マルドゥック・スクランブルThe First Compres (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-1)

著者 :
  • 早川書房
3.87
  • (312)
  • (263)
  • (381)
  • (18)
  • (6)
本棚登録 : 2115
感想 : 248
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307219

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <マルドゥック・スクランブル三部作の感想>
    ライトノベルのくくりで紹介されたが、カテゴリは小説としておく。

    今日は1巻目だけ読もうかなーと思って手を伸ばしたが最後、物語に引きずりこまれていた。
    女性視点からの男性が胸くそ悪い描写と共に書かれているが、要素の一つとして処理してしまってもかまわないだろう。
    アクションシーンもさることながら、カジノでの駆け引きはページをめくるのも、もどかしいほどだった。

  • ウフコックを愛してます!
    なんて賢くて繊細で切ない生物兵器なんだろう・・・ああ、愛おしい・・・

  • ひたすらイカすサイバーパンク。
    少女娼婦が復讐のために銃を取り戦う。

  • 会話や描写がいちいちカッコよく、なんだか美少女戦闘アニメを観てるような気分になる。だけど男性が書く少女像ってのは何となく違和感があるんだよな。まあそこは逆もしかりだが。

  • ライトノベルとよんでいいものかちょっと迷う。3部作の構成だけど、1部で十分なボリュームと読み応えがある。
    殺されかけた少女娼婦のバロットと、ネズミ型で意思を持つ万能型兵器のウフコックが、バロットを殺しかけた犯罪者を追う。
    変形することでどんな兵器にもなれるウフコックと、自由に扱えるだけの身体能力を持つバロットのコンビ。
    けれど内面的には不安定で成長過程にあるバロットと、成熟したウフコックの対比が印象深い。
    自分の思うとおりにしたい、と言う欲望の前では誰かを犠牲にすることが当たり前になり、一種それ自体が魅力的でもあるけど、少しずつ距離をとりながら、大事に関係を築くことがどんなに大切で、得がたいものか。

  • 色々とテンコ盛りなお話です。なんと言ってもウフコックが良いなあ〜 やさしくて厳しい道具。それにしてもアクションシーンもすごいですがやっぱりカジノの対決が面白かった。このシーン、この対決をここまで丁寧に書くことでただのSF小説と言うジャンルから逸脱しているよう思うのですよ。ベル・ウィングが又いいね!作中一番お気に入りの人物かもしれません。かっこいいぜ!

    厳しかったり、残酷だったり、哀しかったりするお話ですがそれでも前進し、生きていくことを選択する主人公たち。続きも是非読みたい。

  • SF

  • これがライトならなにがウェイトが高いというんだろうね?
    ギブスンの影響を受けたサイバーパンクは大好きだ。
    全て「卵」から名前がついているのににやり。

  • まだ少ししか読んでないけれど、ウフコック萌え。ネズミ好きにはたまらんですのう。/080518読了。感想はまたいずれ、とても面白かった!とだけメモしておきます。

  •  とにかくかっこいい。
     ウフコックがネズミなんだけどとくにかっこいい。
     

全248件中 131 - 140件を表示

著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

冲方丁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×