- Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310707
感想・レビュー・書評
-
綺麗にまとまってさっくり読めて、ちょっとじんわりする素敵な話。
新聞の書評に出ていて何気なく購入したのですが、有名な作家さんなのですね。他の作品も読みたくなりました。
主人公の人柄がそのまま作品のカラーになっている物語。ちょっと不思議で、普通じゃなくて、でも本人が気負ってないから、気負わず読める。そんな本でした。突っ込むところがたくさんあったけど、主人公と同じように、まぁそれは置いといて、って読んでも楽しめました。事件の確信的な所も結局明言されないままなので、それもいいかなーと。気持ちよくそう思えるいい作品でした。
蛇足で言えば、あんまり描写は無かったのだけれど、お兄ちゃんの奥様に個人的に憧れました。腹を括っているからいつも明るくいられる的な表現があって。ああこれはいいなぁと、心掛けたいなぁと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに大ヒット!表紙とこの大きさに惹かれて読み始めた。作者の著書は初めて。わかっていたような気がするのに、やっぱり驚かされて。ナタネさんがすっごくカッコいいので、なんか有りかな?と思い、騙されてしまいました。全然違うっ!と言われるかもしれないが、読後感はジェフリーディーバーのようです。面白かった。
-
50時間起きて、20時間眠るという特異体質の主人公。
面白かったです。
ナタネさんというキャラクターがとにかく素晴らしい。
主人公の特異体質をもう少し生かせる展開だったらよかったのになと思います。
知恵と友情と、家族の物語。 -
〈僕〉森田明二は50時間起きて20時間眠るというサイクルを持った特異体質。ゲームプランナーという仕事とは別に、その体質を活かして〈監視〉のバイトをしている。その監視中に、約二億円という大金を手にしてしまったことから、事件に巻き込まれる……というお話。
読みやすく、主人公メイジに感情移入しやすかった。また、次々に出てきては解かれる謎やナタネさんのキャラクターが面白い。
ややご都合主義な結末や、色々盛り込み過ぎな感はあるが。 -
ラストの主人公とナタネさんの会話で様々なことが明らかになるシーンよかったです。
-
50時間起きて20時間寝るという設定が生かされてないような…7回死んだ男みたいな感じかと思ったら全然違った
強奪屋とかゲームの思考でハードボイルド風にしたいのかもしれないけど、なんかうわっぺりでワラワラやってるだけのような…結末だけ作っていたようで、途中よく分からないまま終わってしまいました -
結局、色々と明かさないまま終了してしまった。
ボリュームある作品でそれはやってはいけないと思うのだが。
話自体はオーソドックス。 -
どういうところが
と聞かれたら困るけど
好みじゃないです
すみません