天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫 JA オ 6-21)
- 早川書房 (2013年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150311391
作品紹介・あらすじ
男性24905名。女性27339名。成人1029名。残存人類、52244名──第7巻のさらなる絶望
感想・レビュー・書評
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シリーズ第7巻。前巻に続きセレスが舞台となる。少年少女たちのサバイバルが描かれる。ハーブCとメニー・メーニー・シープの由来が明らかになる。そう第1巻へとつながっていくんだ。
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「さらなる絶望」とあるが、「底」からいかに立ち上がるか。
第1巻の29世紀から第2巻の21世紀まで遡った物語が
ようやく第1巻の世界へ繋がりかけてきた。
ただ第1巻の記述と、まだ食い違うところがあるので
明らかになっていない真実を注意深く読みすすめなければならない。
で、8巻の帯にはメニー・メニー・シープの『二百万人』とある。
いつの時代なのだろう。(再び)早くも、次が待ち遠しい。
ただ、非情な決断のパートや、政変のパートの描き方が
少々淡白に感じてしまったのが残念。 -
やっっっとたどり着いた。何というミスリード。人々が歴史の中で繰り返してきた国作りのように、土地を広げて、秩序を保ち、この新世界で願望のような神話を語り、真実は一部の人の中だけに生きる。SFを読んでいるはずなのに途中で人類学を読んでいる気持ちになってきた。
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SF。シリーズ7作目。
政治と都市計画。
比較的サプライズの少ない、控えめな展開だったが、遂に1巻と繋がった…。
あと7冊。とても楽しみ。 -
小川一水版『ルナゲートの彼方』
しかしまあ、なんていうか、よくもここまで壮大な話を書いてくれたもんだ。
とりあえず、ここで一旦『メニー・メニー・シープ』に戻って復習後に先に進みます。 -
これからの展開が楽しみに。
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全10巻全17冊