本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150407445
感想・レビュー・書評
-
アクションがあるわけでなく、緻密な駆け引きがあるわけでもなく、ひたすら自己の振り返りを語るだけなのに、なぜこんなに惹かれるのか。小説とはこういうものなのか。それにしてもスパイとは空しい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自らの半生を振り返りながら、同時に自身を突き放すように冷徹に流れていく物語。救いのない鉛色の世界に、スパイの現実があるのだろう。近著『サラマンダーは炎の中に』が本書と微妙に重なり合っている気もした。
全3件中 1 - 3件を表示