黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
- 早川書房 (2012年1月5日発売)
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感想 : 21件
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- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150503772
感想・レビュー・書評
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いつも通り数式や数理の部分はほぼ飛ばし読み。美術品や歴史的建造物に黄金比が使われている、というのは後生のこじつけが多いというのが結論。黄金律のことより、最終章の「数学と自然の関係」、つまりなぜ机上で発見された数理が自然科学にそのまま応用できてしまうのか、自然が先なのか数学が先なのか、という話が興味深かった。
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数学、宇宙、科学が好きな人にとっては至福の本だと思う。
何度でも読み返したくなるほど知的好奇心が刺激される。 -
黄金比ってあれでしょ?ピラミッドにあるやつでしょ?って思っていたのですが、違うのですね(少なくとも著者の考えだと)。だからこーそ、帯の文句がきにいらないなぁ。せっかく著者が「どこにでも現れ」ないことを証明しているのに…。
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黄金比デバイダーがムダに欲しい。