そして誰もいなくなった (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-1)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150700010

感想・レビュー・書評

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  • 前半はちょっと雰囲気が掴みにくくてしんどかったんですが後半からぐいぐい読めました。登場人物が多くてしかもカタカナの名前なので誰が誰だか分らなかったのですが読み進めて行くうちにちゃんと分かるようになりました。よかった。
    あんまり起伏がなく淡々と物語が進行していく感じだけどそれが良かったと思います。犯人は最後まで分かりませんでしたが、最後の部分を読んですべてが明らかになるのも納得だし読後感もよかったです。
    昔の作品という雰囲気が強く感じられましたがそれが作品の奥深さにもなっているような気がします。
    あと、タクシーがタキシーと翻訳されててなんだかほんわかしました。

  • 2010.8.28 紹介

  • 読んだことのない方、読みましょう!
    有名だからって嫌がらずに読んでみましょう!

    しばらく読んでいない人、読みましょう!
    久しぶりに読んだらまた違って読めます!

    読んで嫌だった人、読みましょう!
    もう一回だけ読んでみましょう!
    ネットで調べてみると魅力がわかってもらえるかもしれません。

  • 1939年発表
    原題:Ten Little Niggers (改題 And Then There Were None)

  • 清水 俊二さんの訳が読みやすく、すらすらと展開が追えました。

    ミステリが好きなのですが、最近のものばかり読んでいて原点を読んでこその楽しみを知らなかったので挑戦。
    当たり前ですが、ミステリにおけるガジェットがふんだんに含まれていて、正体の見えない殺人犯にぞくぞくしながら気味の悪い事件の顛末を追うスリルは一級品。まさに王道、流石は原点。

    「探偵」役だと思っていたブロアがあまり探偵らしい活躍を見せてくれなかったのが少し残念(苦笑)

  • U.N.オーエン氏によって孤島に集められた10人の何の接点もない老若男女。
    彼らは自分の過去の罪を暴かれ、インディアンの唄にそって一人ずつ殺されていく。


    オーエン氏の正体は分からぬまま、どうやって殺人が行われているのか、次に殺されるのはだれか、誰がオーエンなのか、簡潔な説明文と言えそうなほどすっきりと描かれる10人の人間の心理状態や客観的描写は、テンポよく話を読み進めるのにとても適していた気がします。
    ミステリってこんなに面白かったんだなぁと、もっと早く手にとらなかった過去を後悔中。

  • 2010年6月のオススメ本①
    今年、生誕120周年を迎えたミステリーの女王アガサ・クリスティの作品から1冊。
    インディアン島に招待された10人の男女。その夜、彼らが夕食の席についたとき、10人の過去の犯罪を告発する声が流れて・・・。嵐によって閉ざされた島で、童謡に合わせたように次々と殺人が起こる・・・。島全体を密室とした壮大なミステリー!

  • クリスティの名作中の名作。
    タイトルだけならば、日本人でさえかなりのひとが知っているでしょう。圧倒的な知名度に恥じることのない、超本格ミステリー。古典を知るという意味以上に重厚なミステリーを読むことができます。

    ミステリーを楽しみたいのならば、まずこの一冊をお取りください。

  • 孤島に招かれた十人の客が、マザー・グースのわらべ歌通りに殺されてゆき、最後には誰も残らなかった、一種の密室殺人。
    謎も雰囲気も第一級。

  • 『そして誰かいなくなった』を読んだ後に。流石に面白かった。

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