- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150772109
感想・レビュー・書評
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猫はペントハウスに住む (ハヤカワ・ミステリ文庫)
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「シャム猫ココシリーズ」十一作目(邦訳としては第九弾)。今回は懐かしい「南」が舞台ということで懐かしのキャラも何人か出ているけれどもやっぱり酷い目に遭うキャラがいるのはこのシリーズらしい。今まででの作品の中で一番派手な内容かも知れない。なにせクィラランが爆死する所から始るのだから。
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シャム猫ココシリーズ第9作。ピカックスでの暮らしを満喫していたクィルが古くからの友だちの要請で元住んでいた都会へ。由緒がありながら老朽化が激しい高層アパートをクィルの資金で買い取ってほしいと言われ、その調査のためなのだが・・。相変らず、クィルは好ましい人物で、ココとヤムヤムの行動は謎。以前長年住んでいた都会の空気が自分に合わないことを悟り、また、ピカックスへ嬉々として帰ることになる展開にほっとさせられる。
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持ってる
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シャム猫ココシリーズ。前の巻の最後と同じように始まるけれども、何故か「クィルの家」に電話がかかってきたことになっている。確か、あれは一時的に住んでいた博物館だったはずなんだけど。こういう風にちょっとずつつじつまが合わないところが出てきてます。長いシリーズだし、しょうがないのか。今回は以前にクィルが住んでいた「南」に一時的に引っ越したクィルと2匹の猫の物語。相変わらず定住してないな、クィルは。そして、引っ越したところで以前の住人が殺されたなんて。私だったら気持ち悪くてすぐに引っ越してるよ。結局最後には無事にアーチと北に戻ってくるんだけど、凄い無理やりのような気がする。【2006年9月5日読了】
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田舎町で静かに暮らすクィラランに、都会に住む友人が助けを求めてきた。老朽化のために取り壊される高層アパートを、彼の莫大な資産で買いとってくれという。視察のため、彼はアパートのペントハウスに移った