ポアロ登場 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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感想 : 128
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  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300516

感想・レビュー・書評

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  •  エルキュール・ポアロは、半年ほど前にヘラクレスの短編集を読んで以来2度目。ポアロ一作目と思って借りたんだけど、『スタイルズ荘の怪事件』がポアロものの一作目なのですね(←ものをしらなすぎ;)。次回はそっちを借りてきます。

     短編が14作も入っていて、こんな短い話でよく一事件まとめられるなぁと思うのです。『エジプト墳墓の謎』『安アパート事件』『宝石盗難事件』はアニメで見た覚えがあった。……と気づいたら、急に脳内ポアロがアニメ調になってしまった(笑) でも、小説ではアニメと違ってヘイスティングス大尉と2人組だし、ミス・レモンもいないのですね。
     ポアロは決してかっこよくないと思う。この人の魅力はお茶目さ、可愛らしさ、あるいは“しょーがないなぁポアロだもんなぁ”、と笑って受け入れる種のもの。ホームズは茶目っ気があってかっこいいんだけど、ポアロはそこらの小父さんが酔っぱらって気炎はいているところをなまあたたかーく見守る精神で眺める感じ。何しろ探偵もののピシッとした雰囲気がない。何せ好きな飲み物がチョコレート……この野郎っぽさのなさは、女性作家ならではのテイストなのだろーか。ポアロ&ヘイスティングスには、ホームズ&ワトソンに漂うストイックさがないのですよね。ヘイスティングスさんなんかワトソンさんによく似ているのに、決定的に雰囲気が違うのはなんでだろう……ポアロに負けず劣らず自意識が高いところ?(すぐ調子に乗るし)

     ポアロものを読みながら推理する時は、配置されたNPCが初期設定通りの立場にいないこと(依頼人が犯人だった、被害者が替え玉だった、○○の立場の人が××にいた)がポイント。あと、“証言”を疑ってかかること。犯人や共犯者に事情説明を求めると、その人つく嘘がストーリー全体のミスリードになる。この分だと、クリスティの作品にもっと慣れれば、犯人がぐっとわかりやすくなるのかな?

  • ポアロが好きだー!

  • 2009/7/19 チェック済み

  • ポアロもの。クリスティの処女短編集で、収録されている作品すべてがポアロものである。

  • おしゃれで、潔癖で、自負心が強く、小柄な体格で風変わりなベルギー人が、“灰色の脳細胞”を駆使して、次々と難事件を解決する…いまや世界に知らぬ人のない名探偵エルキュール・ポアロが、よき相棒のヘイスティングズとともに14の謎に挑む!ミステリ史上屈指の名コンビが活躍する最初の短篇集。

  • 短編集。以前読んだことあるものも入ってました。んー、翻訳の仕方って大切ですねぇ。人物の雰囲気ががらっと変わるよね。英語のままを自分ですらすら読めるようになれれば嬉しいのだけれど><

  • ポアロ&ヘイスティングズのコンビが活躍する短編集。
    ヘイスティングズ好きなのでこういうのは嬉しい。
    それにしてもポアロはいい具合に性格が悪い(笑)。
    そんなポアロの嫌味やら自慢に悪態をつきながらも、結局は許しちゃうヘイスティングズ。
    やっぱり名探偵と助手はこうでなくっちゃ。

    (読了日:10/02)

  • NHKでやっていたドラマも好きでした。

  • 弟の部屋から拝借。

    クリスティ好きなんです。
    ポアロ。

    一時期超はまって、
    伯父が学生時代に読んでいたという
    父の実家にあった20冊超をかたっぱしから読みました。
    ほとんど忘れちゃったけど、
    おもしろかったんです。


    これは短編集なのでさくっと読めて
    しかもおもしろいよー

  • 微妙な短編。まぁ、無難。

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