- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151300516
感想・レビュー・書評
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訳のせいかクリスティ初期の作品集だからなのか、ポアロさんが若々しくてどことなくアグレッシブ。長編ではあまり見られない題材がおもしろいです。人の死なない話があるのもなかなか新鮮でした。結局してやられるのに毎度毎度めげずに突っかかる(?)愛すべきヘイスティングズ…がんばれ。
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5,6年以上積読だったものを読了。
こうした短編集できれいな推理物、トリックを
書ききるのはやはりすごい。
「首相誘拐事件」のような国を揺らがすような
事件にかかわったかと思えば、
「謎の遺言書」のように一家庭の事情に首を突っ込む
ような事件もあり、バリエーションが豊か。
大昔に既読のものを含めポアロ作品を読みたくなってくる。 -
そも探偵小説と言うものに縁がなく、とはいえ、シャーロック・ホームズやアガサクリスティはあまりにも著名で、一読すべき、という奇妙な義務感をもっていた
ポアロはアガサクリスティの代表作の一つで、基本的にはオーソドックスにシャーロック・ホームズを踏襲しているように思える
ここには、シャーロック・ホームズと同様、探偵小説の王道があり、これを識ることは、これから探偵小説を読むに当たって、基礎的な悟りを得ることができるだろう。と思う -
読み終わったものの印象に残った短編がない…
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帯にかわいい探偵さんがいたので購入したシリーズ。推理はおもしろいけど、ポワロのキャラはあんまり好きになれないなー、と思ってたら、後書きに作者自身もポワロ嫌いみたいな事が書いてあってなるほどなー、と思った。(最初は訳がおかしいのかと思ってた)一番最後に収録されてる、ポワロが推理をミスする話が一番良かったかな。
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アガサ・クリスティの短編集。
エルキュール・ポアロが解く14の謎。
私の怠惰な灰色の脳細胞も少しは活性化された気がする。
(そんなわけはなかったと、気づくのは後の話である) -
NHKのドラマシリーズが大好きで、小説にも挑戦してみようと思って買った一冊。短編集で、1話文庫本20ページくらいとかなりライト。読みやすかった半面、軽い印象がありました。
ドラマではそこまで強く感じなかったのですが、ポワロって結構憎たらしい発言が多くて少し面倒くさい人だったんだとわかりました。(特にヘイスティングスに対して・・)解説では、クリスティ自身もちょっと思っていたと書いてあって驚きました。
現場で証拠をたどりながら事件を解決する場合と、自宅のアームチェアに座って、灰色の脳細胞を使うだけで解決してしまう場合とあるけれど、やっぱりすごいと思うのは後者でした。さすが!という感じです。
またTVシリーズの最新作もあるみたいなので、そちらを楽しみにしようと思います。そして、小説についても読んでいきたいと思います。 -
わたしのイメージしているポアロが頭に浮かんでこない翻訳でした。ポアロは2冊目ですが、わたしには合わないのでは?と思いました。