- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152089830
感想・レビュー・書評
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上巻のみ読みました。
内容はともかく、スウェーデン人が書く小説というのは、初めて読んでいる気がします。
マイナス25℃と言われても、いまいちピンとこない。。。
小説の内容は結構面白いです。グイグイ引きこまれていく感じです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登場人物の名前を把握するのが難解だが、ストーリーには引込まれる。続きを早く読みたくなる。
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月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。だが、名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れることになる。そんな彼の身元を大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが密かに調べていた。特異な風貌をした女性調査員リスベットの働きで、ヘンリックはミカエルが信頼に足る人物だと確信し、兄の孫娘ハリエットがおよそ40年前に失踪した事件の調査を彼に依頼する。ハリエットはヘンリックの一族が住む孤島で忽然と姿を消していた。ヘンリックは一族の誰かが殺したものと考えており、事件を解決すれば、ヴェンネルストレムを破滅させる証拠資料を渡すという。ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。
ミステリとしてのハリエット失踪事件はとても面白くてぐいぐい引き込まれるのだけれど、どうも激しすぎる思想への批判や性描写は苦手意識を感じました。ストーリーだけ聞くとすごい好きなんだけど、本筋じゃないところが無理。スウェーデンってこんな奔放な人がいっぱいいる国なの??あと文章がどうも報告書の文面みたいで情緒がないというのかな、どうも読みにくい感じでした。結構読み終わるまでに時間かかっちゃった。でもまだ謎は解けてないし、ミカエルとリスベットが今後どんな関係になるのか気になるので続きも読むつもり。 -
最初に(地元での)映画化作品を観たので、原作は容易に読めました。
舞台があまり馴染みのないスウェーデンですが、弱者に容赦のないマスコミの怖さは万国共通のようですね。
主人公ミカエルのジャーナリスト魂は日本の記者さんにも見習って欲しい迫力。
社会派サスペンスというだけでなく富豪一族の醜聞や特異なヒロイン、リスベットの生きざまなど読み応えのある一冊。
この『〜ドラゴンタトゥーの女』に始まる三部作はすべて映画化され、原作に驚くほど忠実に作られています。
原作を読むとまた映画を観たくなるという珍しい良作。
ダニエル・クレイグで映画化という話は本当でしょうか?
事実なら必見です!
唯一、作者のスティーグ・ラーソンが、このシリーズの大ヒットを見ずに他界されたというのが残念でなりません。 -
登場人物の設定も面白く、最後まで飽きさせない話でした。
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TV版を見てから再読。英語版で読み、日本語訳で確認している。後見人制度のところなど、作者が語り始めて話の流れが止まってしまうところもあるが、やはりおもしろい。三部作の中では、これが一番好きだ。
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面白いです。
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(2011-03-23L)