- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152093073
感想・レビュー・書評
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嶽本野ばら氏を彷彿とさせるファッション×ロリータ×中二病×エロスの世界。
痛々しくて脆くて甘ったるくて、胃もたれします。無理やり強いられた関係すら、自己防衛の本能は都合良く変換してしまうのかね。幽遊白書の躯を思い出しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異端な場面廃退的なイメージ
溺愛すること 洗脳すること
現実的な異次元の話
いつのまにか少女は大人になった -
精神が健やかな時に読みましょう…。
どのお話も報われない上に、精神状態が危ういキャラが多いので読んでいて結構ツラいヨ。
「モンタージュ」の中に「本に殺されかけた」って文があるけど、
この「官能と少女」もある一部の人に劇薬になる本だと思う。
猛毒です。
装丁の可愛さに騙されてはいけない。 -
「少女」という言葉に戸惑いを覚えたことがあります。女と少女は何が違うのだろう。では、私はどういう存在なんだろうって。「私が私であることを誰が証明できる?」。上手くは言えませんが、この短編集では、そんな曖昧で鬱々としている私の気持ちを代弁してくれたようなお話が多かったです。宮木あや子さんの作品は初めてでしたが、よかったです。登場する「少女」たちが紡ぎ出すのは、脆弱で稚拙な言葉でありながら、気圧され真に迫る力があり、そんな「少女」たち魅力を感じてしまうのは、宮木さんの素敵な表現の仕方だと思いました。
個人的に好きなお話は「光あふれる」です。 -
まあまあ強烈
メンヘラ感すごい
でも文字に落ちてて おもろい -
最初の短編が面白かっただけに、他の短編がもうちょっとどうにかならなかったのかな?
ちょっと残念。 -
タイトル通りの官能と少女。
大人になってから使う少女という言葉には、どこか痛みを伴う。少女趣味や回顧主義に近いようなそういうもの。
もう少し軽い言葉だと女子だろうか。
女子って年齢かよ!少女って何だよ!と突っ込みたくなるような、性的に搾取される女子ら……なのだけれども、なんだろう、弱者というよりは、選び取る強さもあるような無いような。 -
短編6本収録。
どの作品も性に対してちょっと歪んでいる感じ。
あと主人公がみんなどっかの世界に意識がいっちゃってるような。
読み終わった後、スッキリ感よりモヤモヤ感が残る。 -
2010年代の嶽本野ばらって感じだ