- Amazon.co.jp ・本 (66ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163205403
感想・レビュー・書評
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優しい絵で、「サンタさんはこうじゃなきゃいけない」とか「今まではこうだったから」というサンタさんについての固定観念の話をしている絵本。
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とても優しいお話でした。
こういう作品もサラッと書いてしまう作者に脱帽!
これからも色々な作品を待ってます。 -
現在の社会に対する風刺が鋭い。そして優しさも満ちている。
大人へのクリスマスのプレゼントにもよさそう。 -
「告白」のスピンオフであるこのタイトルの絵本が本当に存在すると知り、また自分の住む市町の図書館が保有していたこともあり、興味本位で読んでみました。
で、好意的な感想が多い中、ケチをつけるのは恐縮ですが、以下、盛大にツッコませていただきます。
まず本書に登場するサンタ協会の支部配置地域の選定は一体誰が?全部で12支部あるが、アメリカ、カナダ、フランス、イタリア、イギリス、オランダ、ドイツ、ベルギー、フィンランド、日本、で、いきなりオセアニアとアフリカとは、また随分偏った配置ですな。政治的な、作為的な意図を勘ぐってしまいます。
また、日本や欧州で現代に定着している、いわゆるサンタクロースの標準スタイル「白い髭、白い眉、赤い外套、赤いズボン」は、かのグローバル企業コカ・コーラが流布したイメージであって、そもそもサンタクロースは各国それこそ多様な姿をしていたはず。(もちろん性別や年齢も多様。)なので、女性がサンタクロースになることの是非について議論するなんてのは、随分と不寛容で排他的な組織なのだなぁという印象。
そしてそれぞれのキャラクターも、イタリアサンタは時間にルーズで陽気、ドイツサンタは規定に厳しいだとか、これこそザ・ステレオタイプというか、偏見に満ち満ちているなぁという印象。
もちろん、主題は、
「姿形など大した問題ではない。」
「問われるべきは人間的資質。」と、
おっしゃりたいことはわかるのですが。
男も女も無い!と訴えたい割に、まずタイトルから「おばさん」と付けてしまうあたりも随分乱暴な気がします。
(好意的な意味を込めて、またわかりやすくする為のあえての「おばさん」なのかもしれませんが。)
以上
五月蝿〜いおばはんからの、どーでもいい指摘でした。既読スルーお願いしまーす。てぺぺろ。 -
30分もかからず気軽に読める本。(文字の多い絵本という感じ)
ほっこり可愛いお話だった。 -
東野圭吾作の絵本。
様々な国を代表するサンタのご発言に、それぞれのお国の特徴が出ているところも面白い。
日本サンタの熱弁も一人の父親である私の代弁者かな?(笑)
男女それぞれ。
既存のルールと新しい流れ。
いろいろ盛り込まれています。 -
東野圭吾が絵本!?と物珍らしさに手に取ってしまったけど、文章は確かに東野さんだ…
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東野さんのミステリー抜きのほんわかした内容。大人が楽しめる絵本ですねぇ。