- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163242606
感想・レビュー・書評
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大好きな作家さんの恋愛短編集。少しずつリンクしている世界観がすてき。
まっすぐで一生懸命な登場人物たち、あたたかで丁寧な描写、やさしいハッピーエンドでほっこりするお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく恋したくなった
そして、ホントにしちゃった(*'▽'*)
幸せを噛みしめられる -
互いがリンクしあってる物語。
どれもこころがほあっとする、すてきな一冊。 -
恋がしたくなります。
ほどよい甘さの恋愛小説 3話目の『イノセンス』が好き♪ -
恋愛短編集。
どれも一癖ある恋のお話。
さくっと読めるので、読み始めたら一気だった。
読み終わって心に残るのは、運命のひと。 -
6つの短編からなる恋愛小説
それぞれの話が次の話とつながっている連作形式
最後の話できっちり完成されてるし、すごくよかった
それぞれの愛のかたちが繊細に描かれていて、
いつものことながら、美しいという印象を抱く作品
今回はハッピーエンドが多かったので
読み終わってから心が温かくなれました
「あなたは今誰のそばにいたいですか?」
そんなことを聞かれているような気がします -
甘くてあたたかい小説。冬から春へ、雪解けのように好転していくストーリーは幸せな気分にさせてくれる。
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父親より年上の人と結婚した女子高生の「オニオングラタンスープ」
学校の先生とつきあっている男子高生の「光」
緑の指をもつ妹を亡くした女バーテンダーの「イノセンス」
可愛い彼女がいるのに兄の妻に恋をした弟の「片恋」
夫と二人で会社を持ちお互い浮気をしているデザイナーの「運命のひと」
独身の父と看護婦の仲をとりもつ男子高生の「さくら咲く」
恋愛小説。ふわふわしているけど影もある。
背徳的な状況がも結構あるのにどろどろ感がないのは
美化がすぎる半面安心できます。代わりに寂しさがつのる。 -
いろいろな形の愛を綴った6編からなる短編小説。(すべて登場人物はリンクしている)
あまり恋愛小説は読まないのだけど、これはみなやさしく余韻の残る静かなお話ばかりで、わたしでもすんなり心地良く読めました。どの章でも、さりげなく食べ物や食事のシーンがあり、大好きな人とおいしいものを食べるっていいなと思ってしまいました。