こいしり まんまことシリーズ 2

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 924
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163280202

感想・レビュー・書評

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  • まんまことシリーズの2作目。うっかりハードカバーで買ったけど、内容の軽さからして文庫待ちでもよかったかな。
    相変わらず、さらりと読めます。
    畠中さんの作品は、お気楽太平な江戸の町に行ける感覚がすきです。疲れたときに良いのでは。

  • お江戸版『男女7人恋物語』の2冊目デス。
    前巻とチョビッと趣が違う気がする1話目は「しゃばけ」ファンへのサービス?
    主人公・麻之助さんのキャラは好きデス。
    だけど恋愛はやっぱり読むより実践のが楽しいかな(笑。
    だって、このお話のキャラ達みんなもどかしいんだも。

  • 会話に必ずと言っていいほど相手の名前が入るのは、キャラの書き分けが出来ていないということなのか。
    おまけに今回は話もイマイチ。
    でもこれ、NHKあたりでドラマにしたら面白いかもしれない。その時は、ちょいとばかりキャラを脚色して。

  • 「まんまこと」よりお話がよくなかった。

    途中で「読むのやめようか」と思ったくらい。
    登場人物は好きだけど、もう読まないかも。

  • いまいち。
    つまらなくはないんだけど、面白くもないような…。
    悪友達との会話は若干面白かったかな。

  • ほんわかとした読み応えで楽しめる。
    謎があっけなく解かれるのは、ちょっと拍子抜けすることもあるので、
    このまんまことシリーズは、しゃばけシリーズとすみ分けすることも考えて、少しミステリー色を濃いものにしたほうがいいのではないだろうか。

  • まんまことの続き。
    麻之介の婚礼が進んでしまった。由布さんとの関係はもうどうともならなかったのか、由布さんへの気持ちは?ってところは気になるまま。麻之介がふわふわ謎を解いていくのは好き。

  • シリーズ化されていたんですね。
    あれよあれよと麻之助の婚礼が進んでしまいました。
    本当に進んで良かったのかな?と思ったり…
    ゆるーい、江戸の謎解きです。

  • 町名主の裁定、だんだんおもしろくなってきた。
    登場人物もずいぶんこなれてきて、よりストーリーが
    全面に出てきて引き込まれるかんじ。
    あれこれ起こる小さな事件が、終盤に一気にからんで
    すこーんと決着がつくというパターンが気持ちいい。
    この作者の面目躍如といったところ?
    このままシリーズが続いてくれるといいなと思う。

  • 「まんまこと」第二弾。麻之助はことさら雰囲気が変わったわけでもなく相変わらずの様子だけど、やっぱりそうでなくっちゃね。ほんわかしながらも思慮深い様子がカッコよいです。
    「みけとらふに」の愛らしさに活字だけでもやられてしまった私です(笑)。「みけ」「とら」は分かるけど、「ふに」って……ああでも可愛い。文章読んでいるだけでも顔がとろけてきそう。でもその陰の噂がそういう意味だったとは見事!
    一番のお気に入り作品は「百物語の後」。こういうテーマなのでぞくぞくさせられながら読んだのですが。本当の怪異ってのは……!!!

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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