陰陽師 天鼓ノ巻

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163288604

感想・レビュー・書評

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  • 安定の晴明 博雅 こんかいは、蝉丸分多め。

  • 「器」と「ものまね博雅」が面白かった。読む側の自分も年を重ね、同じ話でも違った心境で読めるのがうれしいシリーズの一つです。

  • 感想未記入

  • いつもながらのまったりした不思議さと、清明と博正の仲良しっぷりがたまらないw
    今巻は、蝉丸さんの話が、切なかったよう……

  • これだけあっという間に読める本も珍しい。
    一時期より話が薄くなってる気がするのは、仕方のないことなんだろうなあ。ますますまったりしてきた。とは言えじんわりさせてくれるのは確か。
    清明と博雅の
    「ゆくか」
    「ゆこう」
    「ゆこう」
    のやりとりは、きっとずっと続くんだろうね。

  • とっくに借りて読んでいたのに、書き忘れていた模様。
    このぶろぐの意味が・・・。

    さて、今回も安定の面白さ。
    切なさ、儚さ、不思議さ、てんこ盛り。
    個人的には、器、逆髪の女、が良かった。

    晴明・博雅・蝉丸、誰が一番楽しんでいるだろうかな。
    ネタバレはナシ。
    気になったら、また図書館で借りれば良い。

  • シリーズでは滝夜叉姫が一番面白い。
    平安時代の雅な世界観。

  • 2010.01.28読了。

    今回もよかった。
    「器」と「逆髪の女」がお気に入り。毎回思うけど、夢枕獏氏の表現力に感動。


    ―散りゆくもの、滅びゆくものは、よく人の心を映す―


    すっごい共感。


    ―言葉というものは、心を盛るための器なのだ―


    いつも素敵な表現力に魅せられてあっと言う間に読み終わっちゃう。

  • ”人の心は厄介だなぁ”
    との博雅の台詞があるが、平安時代に生きた人の愛し方は直向きで命がけだ。

    生霊も死んで憑りつくかたちも、愛しすぎた結果だと思うと怖いよりは切なく愛しい。

    晴明はこんな情念と何度も向き合い何を感じているのだろう。

  • 京都などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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