- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163288604
感想・レビュー・書評
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安定の安倍晴明モノ。
逆を言えば、この巻はそれほどインパクトのあるお話はなかったかな…。
あとがきの「親父節」が気になったくらい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
晴明は博雅を大事にしてるよなぁ、というのが表にでてる話が多かった。珍しくストレートでなんかむずがゆい気持ちになる。
印象的なのは、器と逆髪の女です。
幽霊モノだから怖いのはもちろんあったりするんだけど、どこか物悲しくて愛しい、そんな感じ。
2015.09.05 -
陰陽師シリーズ。
安定した面白さ。今作は蝉丸法師が出てくる話が多かったかな。「逆髪の女」の物哀しさが沁みた。シリーズ通して飽きの来ない文章で大好き。 -
目次
瓶博士
器
紛い菩薩
炎情観音
霹靂神
逆髪の女
ものまね博雅
鏡童子
あとがき -
久々にこのシリーズを読んだ。清明が表に出すぎず、博雅の人の好さがよく出ているのが好き。これくらいの短編集がテンポがよくていい。
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蝉丸法師のお話が多くて嬉しい一冊ww
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蝉丸法師のもの悲しい話と
鼓を持った童子の微笑ましい話が印象的。 -
読んでないと思っていたら読み終わっていた。
どれも短編で似ているので。。
特徴的なのは、蝉丸殿が今回は大活躍です。
蝉丸殿の話も多く、通常通り博雅の笛も重宝。
方違を間違える話は秀逸。 -
陰陽師・安倍晴明と貴族で横笛の名人・源博雅の二人による平安奇譚。
中学生の頃に夢中になって読んで、映画を見てその世界観に酔いしれたシリーズです。先日映画がテレビ放映されたのをきっかけに「読みたい」欲求がむくむく沸き上がってきたので久しぶりに手に取りました。
晴明と博雅、二人の仲の良さに ほっ としつつなんとも言えない間合いが心地良かった。
映画版の影響で平安時代は今よりも 音が少なく静かなイメージなのですが詰まり過ぎていない文章が非常にマッチして、雅で妖面な空気感に浸れました。 -
なんか、だんだんとつまらなくなっている…
シリーズには、よりよくなるのと、飽きてくるのがありますね。