オープン・セサミ

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 155
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163291208

感想・レビュー・書評

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  • 6つの短編集でしたが、なるほど、と納得したのは
    最後から2つ目の、遭難してしまう話。
    文句があるなら、どれほど強く言われても
    己の意志をつき通せばよかったのに…と思います。

    他は、色々と突っ込みどころがありました。
    が、こういう人はいる、と思えばそれほどでも…。
    運動会はこういう事になっても大丈夫なのか、という
    疑問があります。

  • 20代から70代のそれぞれの年代の主人公による6つの短編からなる小説。初めての体験がキーワード。20代の小学校の先生、40代の母子家庭のお母さんの話が印象的だった。

  • 20代、30代、40代…それぞれの大人たちが経験する「初めて」を描いた作品。
    軽く読めるのがいい。20代の新米先生、30代の娘のお使いを心配してストーカー呼ばわりされるパパ、子供のために頑張るママ…それぞれの世代にらしさがあり、年をとることも悪いことじゃないな、と思う。

    74歳の博打大好きオージが、こんな年になっても死ぬのはこぇえ、と言う姿が印象的。いくつになっても知らないことがある、だから人生は面白い。なんとなく元気が出る本です。

  • 個々の話がそれぞれおもしろい.

  • 扉を開く瞬間。私も開きたい。魔法の呪文なんてないだってことはわかっているけれど。

  • 20代、30代、それぞれの年代が自分の扉をあける「初体験」を描いた作品。ほのぼの。

  • とりあえずみんな最後は何とかなる、ホームドラマのような短編集。読んだ方も「ほー、それはよかったですね。」と言ってひとくち茶をすすっちゃうような本。

  • ごくごくありきたりな日常を描いた短編6編。「さよならは一度だけ」以外は特に見るべき物無し。

  • 久保寺さんの他の作品をすかざす図書館で予約した。6編からなる短編集。いい本に出逢ったという気持ち。

  • 久しぶりに、健やかな男性の話を読んだ気がする。

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。立教大卒業。2007年「みなさん、さようなら」でパピルス新人賞、「ブラック・ジャック・キッド」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、「すべての若き野郎ども」でドラマ原作大賞特別賞の新人賞三冠を達成。他著に『空とセイとぼくと』『オープン・サセミ』『ハロワ!』『中学んとき』『青少年のための小説入門』などがある。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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