細野真宏の世界一わかりやすい株の本

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163671109

感想・レビュー・書評

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  • 株という切り口から企業の経済活動に対する関心想起へ。

  • 実践編の方を先に読んだ。
    基本編にも大事なことが書いてあるのかな、と思ったが・・・
    知っていることがほとんどだった。
    逆に言えば、今まで知っていることが確認できてよかった、というべきかも。

    具体例に沿って進めていくスタイルで、わかりやすい。
    ただ、やはり時期が経ってしまうと、それが逆に仇となる部分もある。
    例えば、テレビCMが投資の判断材料になるという話。
    出版から10年弱の間に、メディアの状況は大きく変わった。
    今はテレビCMにそこまでの力はないのではないか・・・とも思ってしまう。

    投資に必要な判断を自分でするために、何を学ばなければならないかが知りたいのだけれど・・・また他の本で、少しずつ勉強を続けることにしよう。

  • 「世界一わかりやすい」のタイトルに偽りなし!
    とても読みやすく、わかりやすい入門編の一冊でした。これだけで株ができるとは言えないが、まず最初に読むには最適な内容だと思う。次は実践編も読んでみたい。

  • 株取引に対する考え方が書かれていた。専門用語の解説などはほとんど無い。

  • わかりやすいけどちょっと薄い

  • 非常に仕組みがわかりやすく勉強になりました。
    今、実践編を読んでます。

  • 予備校講師が書いた
    株式投資の教育ソフト。

    〇A4判という大きさと薄さ。

    細野真宏はカリスマ予備校講師である。
    彼がなぜ株式投資の本を書いたのか。
    今、日本で金融・経済教育が
    ほとんど行われていないからである。

    この本はまず体裁がいい。
    A4判という大きさに薄さ。
    見やすく、どんどんページが進み
    勉強しやすいサイズなのである。

    さらに中身はさすがに予備校講師
    噛んで含めるような内容はわかりやすい。

    しかし、わかりやすさだけではない。
    本質を突いた内容が盛り込まれている。


    〇間接金融の問題。

    細野氏が冒頭で指摘するのは
    銀行にお金を預ける「間接金融」の問題点である。
    株式などで会社に投資するのが「直接金融」なのだが
    日本人は銀行にお金を預ける「間接金融」への性向が強い。
    つまり、銀行にお金の貸し先を委ねている。
    バブル時に銀行が不良債権問題でやり玉に挙げられたが
    銀行に貸し先を委ねていた我々も批判されるべき要素があるという。
    まさしく、正論。
    だからこそ、金融・経済を勉強して
    株式投資にも目を向けなければならない。


    〇5~10年分のチャートを見よ。

    基本中の基本なのだが
    ある株式に注目したら
    まず長い流れの中で
    今どこにいるのかを知るために
    5~10年分のチャートを見る。
    まず全体を俯瞰することは大切だ。


    〇利回りを計算せよ。

    これも基本だと思うが
    配当/株価×100=利回り
    を計算せよ。
    今の株価が平均と比べてどうなのか
    数字できちんと判断することは基本だ。


    〇情報判断力を磨け。

    これがこの本のポイントだ。
    まず個人投資家は投資のプロに比べて
    情報入手能力が遅い。
    だから、情報の早さにこだわるな、という。
    ではどうやって個人投資家は投資するべきなのか。
    細野氏は生活者としての目を生かせと説く。
    自分や身の回りの人が使っている「ヒット商品」や
    よく見るチャンネル、よく行く映画館から
    中・長期投資のネタを見つけよという。

    その際、情報判断力が重要だという。
    西武鉄道がグループ保有株、虚偽記載があったとき
    細野氏は直接西武鉄道に電話をかけて、
    上場廃止になるかどうかを尋ねたという。
    企業はIR対策のため、一般投資家にきめ細かく答えてくれる。
    上場廃止の条件を理解し、西武鉄道の声を聞き
    そうした情報を論理的に判断して
    上場廃止を判断したという。

    こうした情報収集と判断を
    個人で的確に行うこと、
    その結果を実際と照らし合わせていくことが
    情報判断力を鍛えていくことになると思う。

    次なる実践編に期待したい。

  • さすがにちょっと簡単すぎた。
    時代的に事例が古いのも・・・
    しょうがないけど。
    個人投資家が身近なこととつなげて考えるとよいという部分は普遍だからわかりやすい。

  • 分かりやすいというか読みやすいけど、実は必要のない図(内容の理解にたいして帰依しない図)とかも沢山あって、見た目のボリュームの割に内容は薄い。あと、前後して読んだ新書の影響もあるけど、一般論ってよりは作者の経験論的な部分が多くて、その点は“世界一”?う~ん…って感じ。株の基本のキを学ぶにはちょっとどうか、って印象を持ちました。

  • わかりやすい。
    厚い本でもないので、頭が疲れる前にすんなり読める。
    初心者に最適

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