凡人のための仕事プレイ事始め

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163725208

感想・レビュー・書評

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  • 凡人のための仕事プレイ事始め とりあえず、上の人に怒られないようにがんばる仕事でいいから就職しなくては。後、「三次は裏切るけど二次は裏切らない」と考えるのはオタクだけじゃなく、広告業界もらしい。 http://amzn.to/cMYdce

  • アメーバニュースの中の人による、現実的な仕事論。
    金を出す人間が一番エライ、サラリーマンNEOのようなトホホな現状など、リアリティがあり、一度でも組織に属した経験を持つ人なら、頷ける内容。

    組織のバカな力学などは、どの組織でも程度の差こそあれあるものだと思う。しかし、著者の経験が、広告代理店のみであるため、もう少し多様性のあれば、広い範囲の読者の共感を得られたのではないかと考えられる。

    サラリーマンの仕事とは「好きでも何でもないオッサンの出世と名誉と富のために自分の時間を差し出し、働くこと」は、至言。そして事実。

    やりたいことがやりたければ、1)会社に莫大な利益をもたらし、怒られない存在になるか、2)個人で仕事をする、と。
    それが出来ないなら、甘いじて汲々とプレイする、だな。

  • こちらも大学の先輩の本。「ウェブはバカと暇人のもの」の中川さんです。
    広告代理店での話は、シニカルで笑えまくります。代理店をやめた後は、ライターやアメーバニュースの編集をやったりしておられます。でも、本の後半で急に仕事のすばらしさが語られるのが違和感。前半とのギャップに驚きですw

  • 『仕事の本質』とは、
    1.生活のため。
    2.人から怒られないようにするため。
    筆者の体験談を元に、リアルな話が展開される。その通り!と思うところも多々ある。

  • 仕事は誰かに怒られないためにする。そんな真実の現場を次々と紹介する。
    くだらない人や現場の話は面白いけどそれだけなら読み損。しかし、この本の最後の章は素晴らしい。就活中の学生や日々頑張ってる仕事人にぜひ読んでほしい。

  • どうしても成功した人間の仕事論に目が向きがちで、
    そうした人たちのほとんどが「夢を追い続ける」ことが
    成功の秘訣みたいなことに集約されているのが
    どこか気持ち悪さを感じていたのが、本書でスッとした感じがしました。
    特に広告代理店に勤めている人は頷く箇所が多いんじゃないかと思います。

    どんな人間に仕事が回ってくるのか、夢の期限を設ける、
    個性という言葉の意味、みたいなことが興味深かったです。

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著者プロフィール

編集者、PRプランナー、ライター
1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターとなり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々なネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、当時主流だったネット礼賛主義を真っ向から否定しベストセラーとなった『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『ネットのバカ』(新潮新書)、『夢、死ね!』『内定童貞』(星海社新書)など。無遠慮だが本質を突いた鋭い物言いに定評がある。

「2020年 『意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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