- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163725208
感想・レビュー・書評
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「夢、死ね!」
これ、実際本の中に出てくる言葉です。詳しく書くと仕事で自己実現とか仕事で夢を叶えるとかの啓発系に大して、「死ね!!」なんです。実際、仕事ってそんなにキラキラしていないと。
このあたりは、皆が薄々感じているけれど目を背けたい部分で、仕事に意味を求めたいからこそ啓発系の本が売れるのです。
著者が考える仕事する意味は
1 生活のため
2 人から怒られないようにする
この2つです。
腑に落ちすぎて笑っちゃったんですけど、まさにこれが仕事の本質ですよね。誰かが書いているようなキラキラさは無い。
特に「人から怒られないようにする」なんて、なんという下らなさと思いながらも、日々を振り返ってみるとまさにその通り、というかそれ以外はないのかも。
リアルな仕事エピソードが下らなすぎて、身に覚えがありすぎて面白い。ただ淡々と書いているだけのように思うんですが、これだけ楽しく読めるのは、文章がうまいってことなんでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろい。テレビと広告代理店の裏話もセットになってくるので、またよい。
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20120923流し読みで一回目読了。
感想保留。 -
仕事は「誰かに怒られないためにやる」上司に。クライアントに。世間に。
仕事は「エライ人の為にやる」
"俺の手に負えないからお前、やっとけ"とパスを出されたら。また下の立場の誰かにパスを出すのだ。みんな自分でシュートを打ちたくないから。
だから仕事は「プレイ」で楽しむ。
結論としては、仕事がデキる人は誰にも怒られない。仕事がデキるようになる為には、日々色んなことにアンテナを張る。どこに何が繋がってるか分からないから。仕事がデキる人は仕事を楽しみ、そして人生も楽しんでいるのだ。
真っ当で清々しい一冊。 -
冒頭で、仕事をするにあたっては怒られないようにやるということがとんでもなく重要だと。のっけから笑ってしまったけど、これまことに真実。会社の偉い人見てれば分かるね。
こんな感じで本書では著者が経験してきた仕事上のとほほなエピソードが次々と紹介されている。そして実際のところ会社では笑い話にしか思えないおかしなことが行われているもんです。
それは事実として変えようがないので、僕ら凡人は仕事をプレイとして考えればいいじゃんということで・・・
明日からも仕事プレイがんばります(^^)
というわけで、一社会人として楽しく読める本でした。しかし中川氏ってすごくいい人だよね。悪態ばかりついてるけど。 -
ウェブはバカと暇人のもの、の中川氏の著書。最高に面白い。図書館で借りた。
前半、いや後半のほとんど迄は、あれこれ苦労話というか馬鹿話。最後の章だけちょっと真面目。仕事は24時間切っても切れない関係であり、仕事を仕事プレイと思って、○○大学仕事部だと思ってやれと。
はじめの方の、怒られないための仕事学とか、夢死ねとかもかなり面白い。
ネット系以外の本だが、なかなか。