- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163816104
感想・レビュー・書評
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20150906
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異世界ファンタジーの後宮もの?と読み始めたものの、世界観が把握できかけたところから、見えてくるものが変わり始め、最後に反転してしまう。2作目で、欠けていた部分が分かるそうなので、楽しみです。
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新聞に書評が出ていて、ほめられていて・・・
だけど、表紙の絵からしてライトノベルっぽいし、
でも、松本清張賞獲ってるらしいし・・・と思いながら図書館で予約。
なかなか回ってこなくて人気らしい。
が、やっぱりライトノベルっぽかった。
松本清張賞がどんな賞なのか知らないけど、松本清張らしさはどこにもない。
若宮のお妃候補としてやってきた名家のお姫様たちが四季の名がついた御殿に入って、そこで足を引っ張り合ったり、ちょっと助け合ってみたりいろいろするお話。
なんの野心も悪意もないピーターパンでいうウェンディーみたいな子がのほほんとお妃になってしまいそうな話の進み方で、
「まさにライトノベル。こんな単純な話で受賞?」
と思ったら、さすがに最後にちょっとどんでん返しはあったけど、重要なセリフの横に「、」がついていたりして、やっぱりお子ちゃま向け??
けど、全3作予約してしまったので、とりあえず読むか・・・。 -
結末が詰め込みでバタバタで終了。
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Amazonで酷評されていましたが私は高評価でした。多分20歳最年少での松本清張賞受賞ということがマイナスに作用しているのでは…?
ラストで衝撃の事実が判明し、そこから世界が一変します。確かに伏線的に詰めの甘いところが多々あったり、王朝物なのに重厚感が足りない部分があるとは思います。でも面白かったです。
ラストまで登場しない若宮がこの本の評価を落としている気がしますので続編(同時期の話を若宮側から描いている)もあわせて読むとまた印象が異なる気がします。 -
妃の座を巡り4人の姫君たちが争いを繰り広げる。作者は現役大学生。源氏物語とかにありそうな世界だなぁ。謎解きがやけにあっさりというか性急で少し腑に落ちないところもあるものの、この若さで大きな破綻なく物語を紡いでいるのは凄い。源氏物語の影響を受けてそうな感じだよね、作者。2012/630
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…女とは恐ろしくそして一途な生き物だなぁ。いろんな意味で
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松本清張賞(2012/19回)