武士道ジェネレーション

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903002

感想・レビュー・書評

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  • 二人の距離感。
    年月が経ってもそれほど変わらず。

    武士道突き進む!!!

    好きなシリーズ。完結なのか?

  • 大人になった彼女達の話を読めて嬉しい。

  • シリーズ4作目、あれから6年後のお話
    桐谷道場後継者問題に向けての奮闘
    香織のキャラなのか壮絶な稽古がおもしろおかしく
    早苗の"大炎会"、逃げずに反論できるようになって◎
    武士道、カッコいい
    再読したいお話

  • シリーズ最終巻なのかなぁ?
    磯山さんと香織さんの関係性が好きだなぁ。
    なんだろう、この関係は。
    「友情」とも「ライバル」とも違うと思うんだよね。
    一括れん。

    最後の手合わせのあと、香織さんが磯山さんに報告して、
    その時の磯山さんのリアクションがね、
    予想はできてたんだけど。
    だめだ、やっぱもらい泣きしちゃった。
    ほかにも悠太くんとの師弟愛とか ね。
    意外や意外、磯山さんは指導者となると優秀なんかもしれん。

    まぁ 高校時代の3年間に読者たる私もみっちり付き合ってきたんで、
    関係者として(笑)感想なんてそうそう簡単に書けんのよ。

    あ そうだ。
    この本のスピンね、紅白2本あるんだよ!
    磯山さんと香織さん、毛色の全く違うふたり とも
    剣道の紅白たすき とも
    寿の水引 とも見立てられない?
    こういうところが、電子書籍より紙の本を愛してしまう理由なんだな、きっと。

  • ■ 1623.
    〈読破期間〉
    2016/3/31~2016/4/6

  • この本を読もうとしたきっかけが思い出せない。
    ストロベリーナイトの作者だった。
    武士道シリーズの4作目らしい。
    「シカケ」と「オサメ」を知った。
    桐谷先生の言葉「なぜ生きるのではなく、どう生きるのか、誰のために生きるのか」つまり、なぜ戦うのかではなく、どう戦うのかが重要。

  • シリーズ第四弾。武士道を極めたい剣道女子を描く傑作スポコンエンタメ小説。高校を卒業して六年。数々のタイトルを獲得し大学を卒業した香織。剣道の助教になるため警察を目指すも女性がなるにはハードルが高く、教員になるにも単位が足らず。そこで小さいころから通った桐谷道場の指導を手伝う事になる。そんななか、道場の師範、桐谷が倒れ、にわかに後継者問題が浮上する。そしてはじまる後継者になる資格を得るための地獄の稽古。はたして香織は、道場を継ぐ事ができるか。。特徴は、”武士道とは?”を、ポップな文章にのせて、スポコンエンタメの舞台にて、誰にでも理解しやすいように演じきった事かな。何かを守りたい時は、研ぎ澄まされた圧倒的な力つまり覚悟が必要。好評である事も頷ける、一気読みの良作ですよ~。

  •  誉田哲也さん、武士道シリーズはすごくわかりやすくてワタシにもよくわかります。話が単純で登場する「香織さん」のようにまっすぐです。女性の剣術家の颯爽とした足さばきが今にも思い起こせるような、そんな良い作品だと思います。同僚の剣道プレイヤーにもぜひ教えてあげたい作品でした。
     誉田哲也さん、ほかにどんなの書いてるの?と調べてみて、読んでみたい作家さんです。

  • 武士道シリーズ第四弾。
    冒頭でいきなり早苗の結婚式。なんとなくそれはわかる。
    ラストの方で香織の婚約。ありえない!と一瞬思いました。
    あの香織が、どんな心境で、しかも外人と?!さぞかし家族もびっくりされたことでしょう(笑)。
    そして、いつかは来ると思っていた桐谷道場の閉鎖問題。
    香織は大学に行ってもちっとも変わらず、勉強しないで剣道ばかりだったため、教職課程も取らず(取れず?)授業についていくのも精一杯。よく卒業できたものです。
    その香織が桐谷道場を継ぐのなら、それもありかと思いますが、やはり桐谷に伝わるあの問題をどうするかというところが焦点でした。
    教えていた小学生がどんどん成長し、男二人に女一人の図が、あれどこかで見た気がとしばらく考えてしまいました(たつじいの話でした)。
    元々武士道から日本史を勉強しようと思っていた早苗でしたが、歴史問題も絡み、その辺りは一青春小説にしては突っ込みすぎではないかと危惧しました。いいにしろ悪いにしろ私個人は早苗の考え方は好きです。
    ラスト、香織の喜び方(身体持ち上げてぐるぐる)はすでに親友の域を超え、まるでだんなか何かのようでした。…漢前な香織(笑)。

  • 剣道少女たちの「武士道」シリーズ、6年ぶりの最新刊。
    高校生活インターハイを描く『武士道エイティーン』のラストから2年。
    大学生になった二人だが、香織は剣道推薦で大学に進学。
    一方の早苗は、すっぱり剣道からは足を洗ったものの、日舞から剣道に転向しただけに、日本文化が大好きで、長谷田大学の文学部史学科で日本史を専攻する。

    そんななか、桐谷道場の師範・桐谷玄明が倒れ、にわかに後継者問題が。
    本来次ぐべき、早苗の夫・充也その「資格」があるのは彼ひとりだが、警官を辞めるなと玄明にきつく止められてしまう。
    道場が誰よりも好きな香織は、後継者としての資格を得るべく、充也から特訓を受けることになる。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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