武士道ジェネレーション

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903002

感想・レビュー・書評

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  • 磯山さんのいやな乱雑さや破天荒さがやわらいで
    大人になったなあ。
    いい成長の仕方をしてると思う。
    外国の人と堂々議論できる早苗もすごい。

  • このシリーズおもしろかった。自分が部活もの好きってことを改めて知った。小説にしてもアニメにしても。自分はちっとも部活に熱くなれなかったくせに。その反動だろうか。

  • エイティーンを読んでから時間が空いてたので、前作までの内容を少し忘れちゃってたけど、まさかの結婚式からの始まりでビックリ。
    しかも私の中で沢谷さんはまったくのノーマークだったので、えええええ!でした。
    香織も早苗も相変わらずで、二人の関係性がすごく好き。
    読んでる間も楽しかったし、最初から最後まで気持ち良く読める作品。(誉田サンの作品はグロイ系が多いけど。笑)
    心に残る言葉もたくさんあったし、武士道シリーズを読んでると背筋がピンとのびる感じがする。
    今のところ次は出てないみたいだけど、いつかまた続きが読めるといいなー。

  • 一気読み。
    面白かった。
    前刊までで順調に大学進学を決めていた早苗と香織の物語はどうなるのかと思いきや、まさかの早苗の結婚式からスタート!
    今回のタイトルがジェネレーションなので、そういう切り口もありかと。
    物語の舞台は桐谷道場を中心に、ちょっと枝葉になっていた部分を回収し、桐谷道場の跡継ぎ問題、桐谷流の剣道とは? 武士道とは? あたりが軸になってます。
    最後の最後で早苗の妊娠を喜ぶ香織の涙は、やはり武士道をつなぐことに他ならないと思うのでした。
    やっぱり息子にも剣道させるのね。

    眠いけど面白いので休みなく読んでしまった。
    おかげで寝不足になるな。これは。

  • 高校生だった早苗と香織。あれから6年。大学を卒業した早苗は結婚。香織は、道場で指導しながら変わらぬ日々を過ごすが、玄明先生が倒れ、桐谷道場に後継者問題が―。道場を存続させるためには、香織が後継者に適任…だが、そのためには乗り越えなければならない試練が…。

    大人になっても変わらない2人の関係性。でも、少しずつ大人の事情も考えるようになってきて…
    日本の自虐史という問題に、早苗は直面。
    新しい登場人物、ジェフというアメリカ人を通して、早苗も香織も、勉強になる経験をしていく。
    恋のロマンス(?)もあり、色々な視点で剣道が見れて、面白かった!

  • やはり私は作者の書きぶりが好きである。
    香織と早苗目線で展開される構成やユーモラスに描かれた心情。まるで二人が実在するようである。剣道と共に生きているそれぞれ二人の姿を想像すると剣道の素晴らしさだけでなく、友情など色々な事を考えさせられる。
    なんか、真っ直ぐに取り組むことっていいね。

  • 武士道シリーズ、一応完結ということになったみたい。
    正直評価、好き嫌いが別れる作品だとは思うが
    面白かった。

  • 大傑作の続編。

  • 4.0 武士道シリーズ完結編。大学を卒業して社会人となった香織と早苗の物語。戦争のくだりは?でしたが相変わらず面白かったです。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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