西洋菓子店プティ・フール

著者 :
  • 文藝春秋
3.58
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本棚登録 : 1696
感想 : 215
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163904016

感想・レビュー・書評

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  • 千早茜さんの作品の中で、一番好きな作品。洋菓子や登場人物の描写がやはり素敵。どの登場人物も、それぞれの思いがあり、それがすれ違ったりしつつ、話が進むのが、リアリティがありつつもフィクションを感じさせる。装丁も素敵で、最後のパートで、改めてこの装丁デザインが好きになる。そして最後のページがジーンときた。

  • sg

    やっぱりお菓子系のお話は好き

  • 良かった。美味しそうなお菓子に釣られて読み始めたけれど、章ごとに主人公が代わる構成で、様々な目線と心情が体験できた。苦い経験を思い出したし、ちゃんと夫婦で会話をしようと思えた。

  • 本の装丁はめっちゃ好き。
    出てくる人たちがあんまり私の好みじゃなく。。
    でも、美味しそうなお菓子が沢山出てきて、キラキラしてて楽しかった。
    もっとゆっくりスイーツを味わって、世界に色をつけたい。

  • ケーキの描写は綺麗だけどなんでお菓子のことをあまり知らない人がそんなに細かいところまで表現できるんだろうと思った
    何かふわっとしたまま終わったけどそれが狙い?

  • ブクログのランキングに載っていて、文庫になったんだ、買いたかったよなーと思い、欲しいものリストに登録したとき、ふっと思い出した。持ってるはず、買ったはず、読んだはず。kindleコンテンツをさらうと、間違いなく4年前に購入し、読了していた。
    最初のページを読めば、大体は思い出すはずが、何ページめくっても思い出さない。なんでだろう? どうやら3編目あたりで気づいた。
    連作短編なので毎回目線が変わるのだが、それはあまりクロスしない。登場人物の感情や行動がまったく交差していない。すべて一方通行にしか読めなかった。
    登場人物Aはこう思った。Bはこう思っている。Cは行動する。Dは語った。というように。
    そして詳細なのは、各スイーツやクリームなどなど。
    どうりで何も残らなかったはずであった。
    kindleコンテンツは既読となり、端末から削除された。

  • ケーキ食べたい〜
    ほのぼの甘いケーキにしっかり苦いケーキ、
    人間の甘い中の苦いところが書かれていて、すき

  • ケーキが美味しそう!!
    ネイリストのミナのみずみずしさとひたむきさに比べ、主人公亜樹にさっぱり魅力を感じないのが残念

  • シンプルな甘さも、酸味や苦味と一緒になった甘さも、食べれば癒やしてくれる。甘さに救われることって、食べ物だけじゃなくて、人との関係にもきっとある。
    ひとつひとつ丁寧に作られたケーキ屋さんのケーキやシュークリームが食べたくなる!
    装丁も素敵。

  • おいおいめっちゃシュークリーム食べたくなるな!!

    お菓子をめぐっていろんな人の人生がちょっとずつ変わる話。
    良くも悪くも少しのことで人生変わるってことを改めて思い知らされた。

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著者プロフィール

1979年北海道生まれ。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。09年に同作で泉鏡花文学賞を、13年『あとかた』で島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で渡辺淳一賞を受賞。他の著書に『からまる』『眠りの庭』『男ともだち』『クローゼット』『正しい女たち』『犬も食わない』(尾崎世界観と共著)『鳥籠の小娘』(絵・宇野亞喜良)、エッセイに『わるい食べもの』などがある。

「2021年 『ひきなみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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