- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163912547
感想・レビュー・書評
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八咫烏新章の序章的な内容なのかなと。
前作まで、ゆっくり時間をかけて嫌いになっていったあいつが、突き抜けて悪役になってて笑ってしまった。
さぁこの先どうなっていくのか、先も読まねばって楽しみになるような作品。 -
八咫烏シリーズの第2部1作目。
猿の襲撃の時代から時間がたち、雪哉が博陸侯(黄烏)となり、金烏から全権委任された絶対権力者となっている。
この山内が入っている荒山の所有権を持つ男が、幽霊と名乗る女性に山内に導かれて、八咫烏の世界が大混乱する。
すでに黄烏は神様のように英雄視されており、絶対の信頼と権力を手中におさめている。
それに反抗しようとする貴族や悪党などをどのように排除しているかなど、うまく考えられている。
物語自体が新しいシリーズとなり、登場人物も変わりつつあるが、うまく繋がっている。
今後の展開に期待。 -
第二部の始まりは、あれから20年後。雪哉の変わり様が・・・ 根っこの思いは変わってないと信じています。
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八咫烏の世界を描く、新シリーズの始まり。
幽霊と名乗る女性によって、人間界から連れ去られ、八咫烏が暮らす山内で暮らす事になった、その山を相続した「はじめ」
雪哉が実験を握り支配する山内の今の状況が分る内容になっている。
「はじめ」は、何を相続したのか…
そして、山内の運命は…
幽霊とは誰か…
続編が楽しみ! -
背ラベル:913.6-ア
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久々にじっくり読書を楽しめた!
弥栄の烏を読んでから時間が経っていたからか、人物が少し思い出すのに時間がかかったけど、雪哉がすごく嫌なやつになっていてびっくり。
第二部の始まりだから、これかれどうなるのか楽しみ。また最初から読みたいなぁ。 -
第一部の主人公が第二部でラスボス的な。スターウォーズを新三部作、旧三部作の順で観たような、過去を知るからこそ、ただ憎むだけにはなれない敵キャラ。いいよね。治真の純な腹黒さも好きです。新キャラはじめと頼斗のコンビの今後の活躍が楽しみ。
物語が進むごとに重苦しくて読み進めるの辛いのに、読む手は止まらない。 -
八咫烏シリーズ第二部。
前シリーズでは主人公格だった雪哉と対立する展開。
人間のはじめと貴族で山内衆の頼人が今回の主人公。
現在向かうところ敵なしの雪哉に対抗できる存在のはじめが小気味良かった。