新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫) (文春文庫 し 1-68)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105686

感想・レビュー・書評

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  • 江戸に入っても恋は難しいものなのだなぁと感じた。武士等の家格がまだ残っており、ゆきずりしかできないと思うと悲しくなる。

    当時の脱藩も想像以上に一大事で驚き。
    その人だけかと思ったら家全体にとてつもない影響を及ぼすと考えると竜馬の行動がとても大きな決意なのだと改めて感じる。

  • いよいよ走り出したお話し

  • ※2002or2003購入@読書のすすめ
     売却済み

  • ★評価は再読了後に。
    若干、司馬遼節が出てきたかも。うーむ、当方も毒されてきたかな、これが無いと物足りんみたいな感じでは。
    ところでこの作家、影響力絶大ということは認めないといかんね。この人物評も実際の研究とは食い違っていそうだけれども、確固たる地位を築いたことは否定できないし、良い意味でも悪い意味でも目を凝らす必要のある作家かと思われ。

  • 上巻に同じ

  • 2018/2 9冊目(通算27冊目)。竜馬が江戸の千葉道場での修行を終え、土佐に帰るところから諸々の事件があり、土佐藩を脱藩するまでの話の筋。こうしてみると薩摩・長州・土佐と維新の中心に至るまでの経緯が各藩で違う点が分かって面白い。土佐はやはり竜馬が維新の改革の中心だなということが分かる。脱藩した竜馬が今後どう時代を導いていくのか。次の巻を読むのはだいぶ先になりそうだが引き続き読んでいきたい。

  • テンポが良い。土佐への帰国、水原播磨介、お田鶴さま、武市半平太、土佐勤王党、お初、松木善十郎、吉田東洋暗殺、ついに脱藩。

  • 一巻が起なら、二巻は承といったところかな。一気に面白くなってきた。竜馬が勉強し始めたり、各地を回るところがわくわくした。
    それにしても竜馬は疫病神ですか?とでも言いたくなるくらい周りの人を不幸にしてますね。相変わらず乙女姉さんは男前でかっこいいのに離縁だし、お栄さんに至っては自殺だし。竜馬はその時何を思っていたのだろう。

  • 吉田東洋暗殺と竜馬脱藩まで。するすると読めるのだけれど、8冊もあるので先が長いため他の本に浮気してしまい進みが遅い。もう少し集中して一気に読もう。

  • 歴史小説というのは、基本的に、会話文、登場人物の心情、
    それに地の文とで構成されていると思っていたのですが、
    司馬さんの小説は、地の文ではなく、
    司馬さんが地の文プラス解説者として出てくる、
    そして場合によっては語りかけてくれる
    ということを知りました。

    私の中で物語の中で、登場人物以外が細く説明をしてくれる
    キャラクターで印象に残っているのが
    スラムダンクでバスケの解説に出てくるDr.T、
    OH!MYコンブで料理の説明をする
    秋元おすしこと秋元康です。

    そんなことを思い出しながら、読んでいました。

    冒頭ゆっくりとした流れ、というかむしろ凪の時期であり、
    どうなるかと思いましたが
    終盤で竜馬が駆け始めました。

    3巻からはもっとスピードが加速していくのだろうと、楽しみでなりません。

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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