秘密 (文春文庫 ひ 13-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167110062

感想・レビュー・書評

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  • だいぶ前に読んだが、今でも強く印象に残っている。
    東野圭吾の作品で1番好きな作品。

  • 直子が言った
    「忘れないでね。」には、泣いてしまいました。
    藻奈美の中で直子は生き続けていると思います。

  • ★不思議なお話で途中悲しくなるけど、最後に感動する。

  • 非現実的ではあるのにどこか切なさと悲しさと一緒に過ごしていく様を描き、感動させてくれる。
    さすが東野圭吾先生‼︎

  • 彼女がクマのぬいぐるみの頭部を裁いて、結婚指輪を埋め込むシーン。
    これは身体は藻奈美で心(脳)は直子という彼女たち自身を表現していると思った。
    そして、終わりの彼女がぬいぐるみから指輪を取り出して新しい結婚指輪を作る場面は、藻奈美として新しい生活をスタートさせる決意とその根っこには直子の人格が確かにあることを感じさせた。良作。

  • 北村薫のリセットシリーズとかぶるけど好きな小説です。泣きたい人にはお勧め。

  • 初めての東野圭吾作品。正直、あまり合わなかった。まず、文体が好みじゃない。ちょっと上手な素人でも書けそうな文章で、最初の頃の作品ぽいからそんなものなのかな。■内容もいまいち…。よくある入れ替わりの派生バージョン。登場人物の心情の描かれ方があっさりで、もう少し苦悩を描いてもよいのでは。読者に任せるのは直子の分だけでよいと思う。■バスの運転手側の家庭事情についても、何の意味があったのかわからなかった。そして、いくらなんでもバスの運転手の息子とは結婚しないだろう。最終的にどうなるのかな?という興味で読み進めることはできたが、感情移入は全くできなかった。

  • とにかく驚いた。
    びっくりするほどつまらなかった。

    発想はすごく面白い。そして映画も面白かった。
    だからきっと面白くなるはずの物語だった。
    とっても期待もしてた。

    なのに!!!

    主人公の思考回路やその言動にまったく共感できず、
    不要なエピソードや背景描写が満載。
    つまらない本を読む苦痛を短くするためにだけ一気読みしました。

    あらためて思いました。
    東野圭吾はやっぱり発想だけで、文章や構成力は下手だ。
    もう読まなくていいや。

    • hs19501112さん
      【東野圭吾はやっぱり発想だけで、文章や構成力は下手だ】
      ↑↑↑↑
      この一文に、納得しました。
      興味深い設定、わりと感動できる“ストーリ...
      【東野圭吾はやっぱり発想だけで、文章や構成力は下手だ】
      ↑↑↑↑
      この一文に、納得しました。
      興味深い設定、わりと感動できる“ストーリー”な作品を、気が向いた度に買って・・・・・・・・これまで10作くらいは読んできましたが・・・・・・・なぜか、「好きな作家」と思えませんでした。


      発想力は認めるが、構成や文章力に不満
      ・・・・目から鱗、の思いです。

      胸につかえていたモヤモヤが晴れた気分です。
      2013/01/31
  • 最後泣けた。映像作品も観てみたくなった。切ない。

  • 令和6年4月

    20年近く前に、何となく見たドラマで、凄く心に残ってた話。
    それが東野圭吾さんの原作だったとは知らんかったなー。と思い手に取る。

    奥さんと娘がスキーバスの事故に巻き込まれて、運良く娘さんだけ助かる。が、娘の中身は奥さんだった〰️。
    そこから、旦那と、娘(奥さん)との生活が始まる。
    しかしね、ドラマで見た時から、時間が経ち、ちょうど娘がそんな年。え〰️、自分のこととして想像しながら読んでしまいました。どーする??
    娘なんだけど、奥さんなんだよー。
    旦那の人生もある。娘としての人生もある。
    でも、奥さんなんだよー

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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