- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167110123
感想・レビュー・書評
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代表作なだけある 最後は泣きそうになった 容疑者Xの献身というタイトルも良い 湯川も石神もめちゃくちゃ頭が良いのだが、そういうふうに書いている東野圭吾が何よりすごい
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ガリレオシリーズ三作目。
一・二作目に続いて、図書館で借りて読んでみました。
※探偵ガリレオ
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110075#comment
※予知夢
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110083#comment
今回から、ガリレオシリーズは長編に。
長編になった途端、面白さが100倍に!
なぜだろう?と思っていたら、
これまでの作品にあったようなサイエンス(主に物理)の要素がなくなり、
純粋なミステリー小説になっているからですかね。
犯人は物語前半でもう分ってしまうのですが、
犯人が少しずつ追い詰められていく様子が分かり、
そして最後にはアッと驚くトリックが隠されているという
最高に面白いミステリーでした。
やっぱり、短編よりも長編押しかな、個人的には。 -
【ガリレオシリーズ3】
再読。映画も観た、ストーリーもトリックも知っている。のに涙が溢れて嗚咽がもれた。
数ある東野圭吾作品の人気1、2位を争うだけはある。倒叙ミステリーでも有名。
天才数学者:石神は、不本意ながら高校の教師として暮らしている。アパートの隣人は、花岡靖子と娘の2人暮らし。ある夜、花岡の部屋で不穏な物音が…。
恋をしない人はいない。でも’恋‘は総じて見返りを求めてしまうもの。人は本来その見返りを求めて苦しむものだ。
読了翌日に、映画が地上波TV放映。
また泣いた( ; ; ) -
ガリレオシリーズ3作目。これを読む為に「探偵ガリレオ」「予知夢」を読んだ。昔に映画を観たのに感動。トリックもすごいが、湯川の友情、石神の深い愛情に切なさを感じる。最後の石神の叫びがずっと心の中で響いている。
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湯川学"探偵ガリレオ"シリーズ
Twitterの読書アカウントの方のおすすめ本
ドラマをチラ見、映画版は見たけども
前半は覚えていて、後半忘れている状態で読み始める。
やはり湯川さん=福山雅治というイメージは引きづり、想像する時も演じてもらうのですが、文章だと良い感じにクセが抜けて好印象でした。
隣人が殺人を犯してしまい、それを天才数学者であり湯川の同期である石神が知能を駆使して守ろうとする。
そして、奇しくも湯川と対決する形に…
犯人は分かっている時点で、倒叙ミステリーなんですが、肝心のトリックを隠しているので、ちょっと違和感
発表時に賛否両論あったと聞いていたのですが、どうやらこのあたりで議論が起きたようです。議論が巻き起こったと聞いた時、その造りの部分ではなく石神が下した決断に対しての賛否が分かれたのだと思っていました。
(私としても、計算し尽くしているのに何故本当の意味で助けることができると思ってしまったのかが疑問…愛してしまったが故と言うことでしょうか…)
あぁ感動した…というよりモヤモヤが残ってしまいました。
肝心のトリックについても…途中で映画版を思い出してしまい…うーむ
ちょっと良い読み方が出来なかったのがなんだかおすすめしていただいたのに申し訳ない。
東野圭吾さんの作品は、面白く読みやすさが水の如しなので、家事の合間での読書ではありますがほぼ一日で読み終えてしまいました…流石です。
「実にお…読みやすい…」
今度は、触れたことのない作品
「聖女の救済」「真夏の方程式」あたりを読もうかな。
余談:帯にガッツリ福山雅治さんと柴咲コウさんの写真があったので、てっきり内海さんが出てくると思って楽しみにしてましたが……空振り…
追記:石神の決断についても賛否両論だったようです。 -
ただただ、やるせない物語でした。
誰もが救われなかったですね。
石神の愛は、残念ながら自分には理解しきれませんでした。
そして、石神と対峙しなければならなかった湯川の心の内も、湯川自身が多くを語らない分、余計に読んでいて苦しかったです。
自分の中に、消化の出来ないものが残ってしまった様な感覚です。
東野圭吾さんの作品は、映像でいつでも観られるつもりで居たので、これまであまり手にとって来なかったのですが、じっくりと本で読みたい作家さんになりました。
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こりゃ名作だわなといった当たり前の感想しかパッと出てこなかった。
初めては小学生ぐらいの時にみた映画であった。その時はただのミステリーぐらいで見ていたし、ドラマも女性の刑事と湯川との恋愛の様なのが混じり要素が渋滞していたのもあって面白くはあったが、感動といった所までではなかった。
しかし改めて小説で読んでみて、東野圭吾本人の文から描きだされるのは映画とは違った物であり、人々の思い、躍動、錯綜がより鮮明に詳細に描き出されている。本の良さを改めて実感。 -
作者の一番の代表作と言っても過言ではない作品。
ずっと前に実写映画が地上波で放送された時に見たので、大体のあらすじや結末は把握していたが、それでもめちゃくちゃ面白かった。
最後まで読むと「容疑者χの献身」というタイトルが深く考えさせられてお辛い気持ちに...
映画の方は柴咲コウ演じる内海警部との掛け合いがメインだったので、原作の草薙警部との掛け合いは前作でもそうだったが少し新鮮に感じる。
ただ一個気になる点があって、原作を読んだ後だと、映画版で石神役を演じた堤真一は流石にカッコ良すぎるんじゃないの?隣人が堤真一だったら男でも惚れるぞ。(まぁ映画版での氏の演技はめちゃ良くて、ちゃんと石神してて好きだけどね) -
東野圭吾さんのガリレオの中で1番好きで、1番切なくて悲しくて純粋な愛を感じる。数式がこんなにも切なくて愛しく感じる話はないと思う。
また映画を見ていない方がいるのであれば絶対に見て欲しい!
福山さんと堤さんが本当に素晴らしいです。堤さんの演技や雰囲気には脱帽。素晴らしすぎます!!
命がけの純愛が生んだ犯罪。まさにそれ以外に説明のしようがありません。
最後、靖子達と石神さんがどうか幸せになって欲しいと切に願っています!
※本の概要※
運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。 東野圭吾作品読者人気ランキング第1位。累計220万部突破、直木賞受賞の大ベストセラー。 天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。 ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。 呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。 ガリレオシリーズ初の長編。第134回直木賞受賞作。第6回本格ミステリ大賞受賞。2005年度の国内の主要ミステリランキング「本格ミステリ・ベスト10」「このミステリーがすごい! 」「週刊文春ミステリベスト10」すべてにおいて1位獲得、エドガー賞(MWA主催)候補作にもなった。日本では福山雅治主演で映画化、韓国、中国でも映画化。舞台化もされた。
いいですね♪♪ 東野圭吾さん続きですね。
私は東野圭吾さんファンですが、容疑者Xの献身は最高にいいですよね。...
いいですね♪♪ 東野圭吾さん続きですね。
私は東野圭吾さんファンですが、容疑者Xの献身は最高にいいですよね。
本もいいですが、映画も何回も見てます ^_^
我が子は石神の大ファンで、いつもラストシーンを真似してます(笑)
来月、沈黙のパレード上映が楽しみです (≧∀≦*)ノ