- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167156077
感想・レビュー・書評
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ファンなら読む、というたぐいの本だけれど、これほどのひとなんだから、それでいいじゃないの、と向田邦子調で。
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1月下旬 これはおもしろかった。遺言書、ではなく遺言走り書きのようなものから見えてくる人柄を家族が語っているのがまた。この和子さんの人柄も文章もまたおもしろかった。有名人の家族ってちょっと変わった世界なんだろうなあ。
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081202(a 081213)
090924(a 091024)
091221(a 100107)
100625(a 100724) -
脚本家・作家の向田邦子の末妹である向田和子による、邦子の遺言状とそれにまつわる話し。
向田邦子は世代が違うこともあり、またそのキャリアをテレビドラマの脚本家として始めたという認識があり、なんとはなしにこれまであまり接してこなかった。(実際には作家として直木賞も受賞しているので、活字で触れることは大いに可能なのだけれど)なので、ちょっと違った角度から入ってみようかなというつもりで読んでみた本です。
言ってみれば非常に個人的な内容なので深くまでは入れない部分もあるのだけど、向田邦子の作品にもっと触れてみようという気持ちにさせるには十分。 -
向田邦子さんが残した遺言を没後20年経って妹の和子さんが、語って下さいました。身内だけしか知らない、貴重なお話が沢山書かれてあります。
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向田さん飛行機怖がってたのにね
皮肉な話です
でも遺言はさすが -
『向田邦子の青春』でも思ったけど、向田和子さんはとても文章がうまい。血筋でしょうか。
じつに邦子さんらしい“遺言もどき”で、切なくて悲しくて、でもちょっと笑ってしまいます。