遺伝子が解く! 男の指のひみつ (文春文庫 た 33-7 私が、答えます 1)
- 文藝春秋 (2004年7月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167270087
感想・レビュー・書評
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どこまで科学的に裏打ちがある話なのか分からないけど、触りを知るには面白い。なんで、娘は父に似るのか、下戸遺伝子とはが特に。
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少しばかりエロいネタを動物行動学の観点から読み解くというか、面白かった。音楽的才能のあるミュージシャンの指が長くて、特に薬指が長い率が高い理由やら、右脳のことやら、繁殖力との関係やら、もー興味深いf^_^;
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「遺伝子が解く!男の指のひみつ」4
著者 竹内久美子
出版 文藝春秋
p82より引用
“驚いたことにロッシは、日本の下駄や草履もプラットフォーム
・シューズ、つまり"厚底靴"だと言います。言われてみれば確か
にそうです。”
動物行動学者である著者による、Q&A形式の雑誌連載をまとめた
一冊。
マスターベーションの意味についてから離婚の遺伝についてまで、
動物行動学を元にした著者独自の理論で、一つ一つ丁寧に答えら
れています。
上記の引用は、女性が厚底靴を履くことに対する質問への、回
答の中の一文。厚底靴はプラットフォーム・シューズと分類され
る靴の一種だそうで、古代ギリシアにその原型があらわれ、その
後絶えること無く歴史に登場するそうです。
この後厚底靴について著者の解説が書かれていますが、女性は昔
から大変なんだなと思いました。
イラストを寄藤文平氏が担当されており、ウィットとユーモア
にあふれたイラストが本文の面白さをより一層引き立てているよ
うに思います。
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感想未記入
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買ってきた、と思ったら、すでに読んでた。
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09.6.4
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「読んだことがある」が確信となったのは猫の毛色の話。 白→茶トラ→三毛→キジ→黒の順に遺伝子が強いそうで。 猫好きには楽しいトリビアでした。
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読者からよせられた男と女の疑問を、動物行動学で解決しようじゃないかという本です。
これは面白かったです。書名には「遺伝子が解く!」とありますが、説明には遺伝子という言葉はあまり使われておりませんでした。そこはやはり動物行動学。「自分を残す」という本能から導き出される説明が多かったように思います。
そんな風に、あまりにも動物行動学ばかりで説明されているので、極端といえば極端なのですが、納得させられる説明が多い。
この本が全ての答えとはもちろん思いませんが、それでも「なるほど」と思える雑学がたくさんありました。
たとえば、人差し指より薬指が長い人は男っぽいとか…。(本の中では、そこにもちゃんとした説明がされていましたが、簡潔に言ってしまえばそういうことです)
女性は、自然人差し指と薬指の差が少ないようで…。しかし私は薬指の方が断然長いのです。ああ〜なるほど、だから私は女っぽくないのね、と納得させられました(笑)
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絶妙な切り返しだ!と思うか否かは読み手次第。