- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167348137
感想・レビュー・書評
-
兵庫県伊丹市を舞台に大家族+居候の外国人留学生+犬一匹が繰り広げる人間模様を描いた小説です。
母と息子の視点から描かれており、冒頭から中盤まではくすりと笑ってしまう文章が多く、外で読むには危険と言わざるを得ません。
では終盤は大丈夫かと言えば、さにあらず。
今度は思わず涙するストーリー展開が待ち構えており、やっぱり危険です。
笑いと涙を十分に味わえる本書。
気軽に読める文章で読みやすいため、普段読書をしない方でも簡単に感情移入が出来るのではないでしょうか。
心の洗濯をしたい時にお勧めです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハンガリーからやってきた留学生を交えた大家族のお話
ちょっと、コミカルで。。ちょっと切なくて。。
おじいちゃんとお母さんのやり取りが
私は一番大好き!! -
今時見られない大家族+留学生、土地のほとんどを手離しても、それを何とか納められる広い家。本来心温まる話なんだろうけれど、どうも色々うまくいき過ぎで苦笑。
-
ラスト泣けました。登場人物がいい!頭の中で映像が思い浮かぶような、ホームドラマのようなほっこりする物語でした。是非テレビドラマ化して欲しいなぁ。
-
再読。大家族にハンガリーからの留学生がやってきて始まる物語。家族がそれぞれ個性的で魅力的。目立たない存在のようで一家の主婦、敦子は実はとても聡明で家族の要となっている気がした。ボラージュとそれぞれの子供たちの成長、そして犬のフック。最後は泣いてしまいます。読み終えてじんわりした気持ちになるとても良い小説。
-
なかなか面白いエッセイだったはず。留学生が家に来て‐みたいな。
-
10年以上前に読んだとき、ラストを喫茶店で読んだため涙をこらえるのが大変だった。そのあと何年かたってもう一度読んだときは、自宅でゆっくり泣きながら読んだ。
-
2011.10.15読了。
泣かされたのは久しぶり。登場人物の成長に力をもらい、なんでもない日常に心が軽くなる。