- Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167451035
感想・レビュー・書評
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久々の折原作品。
少年Aとは一体誰なのか。
途中混乱した箇所もありましたが、特にダレる事なく一気読み。
普段は犯人とか全く当たらない私なのですが、
今回はピタリと当たって何だか嬉しい!
すぐに内容忘れてしまいそうですが…。
シリーズものだと知らずに二作目から読んでしまった。
一作目も読まねば。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほんとにサイコパスっているのかしら?きっと社会のルールに沿った生活ができないってつらいよね。きっと常識を理解する気持ちと本能とのせめぎあいだもんね。
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意外性のある犯人ではないが推理していく楽しみは味わえる作品でした。結末・真相は大変面白いと思ったのですが、作者は犯人当てに主眼をおいたのかラストの進行は性急なものになっているのが残念。
過去と現在の事件描写と手記の多方向から紡がれるストーリーは複雑さ故に人を選びそう。通勤通学中に少しづつ読んでいける作品ではないですね、じっくり腰を据えて推理したい人向けです。 -
ちょっと長い
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犯人この人かなーって途中からわかってしまったが、それでも面白かった
叙述トリックものとして楽しめた -
3
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犯人コイツかー!!!!!って感じでした。
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すっかり騙されました!
ちょっと混乱する部分もあるけど楽しめました。 -
「~者」シリーズ。15年前に連続女性失踪事件が起きた久喜市でまたも失踪事件が起きる。今回も犯行は「少年A」だと考えられるが、ノンフィクション作家の高嶺隆一は助手の神崎弓子と事件を追う…。
よく知らないけど、叙述ミステリーってこういうのなの?めっちゃだまされる。1作前に読んだ作品もそうだけど、読み終わったあとに、また1頁目からめくってる、復習みたいに。 -
ミステリ好きにも関わらず犯人を当てることが苦手な私だが、今回は犯人をぴたりと当てることができた。それだけ丁寧に緻密に描写されているということだと思う。
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2015.4/23〜29。先に冤罪者を読めばよかった。折原一だから叙述なのはわかっていたが、それでもコロコロ転がされた。過去と現在で少々複雑。
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15年前の失踪事件とそれに類似する事件が複雑に交差します。文中の独白も誰のものだか隠されているので、状況を把握するのに苦戦しました。
「冤罪者」で馴染みの登場人物が出てくるので「またノンフィクション作家の話か」と思いましたが、犯人へ迫るまでの過程は秀逸ですし、少年法についても色々考えさせらたので、読み応えがありました。 -
この人の本は、一気に読んでしまえば良いが、少し、時間を置くと
分からなくなってしまう。特に、大詰めがこの人の生命線なのだが、誰が
誰だったか?また、探偵役などが犯人などのパターンが多く、ドンデンに
懲りすぎ。途中の複線にもう少し、親切さが欲しい。 -
犯人は途中でなんとなく予想ついたが、15年前の真実はなかなか意外。
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叙述トリックと書いてあると「ははんそう来ましたか」という気持ちになってしまうんだが、疑いながら読んでいても面白かった。
残念なのは、ついうっかりシリーズ2巻から読み始めたらしいことだ……。 -
うーん。
すごく丁寧だし、最後の最後まできちんとつじつまが合っているストーリーはさすが。
でも途中から、ノンフィクションライターがやる気を失ったあたりからかな?
なんかこっちまで気分が失速。
面白かったんだけど、15年前の事件と今の事件、
少年A、その周りの関係者、ご近所さんと、
もはやそのあたりから、誰が誰だかわかりにくくなったからかな?
長いストーリーに登場人物と、
ちょっとついて行かれなくなった自分が悪いのだろうが、
この話、最後でいいから正確なネタばらしと人物相関図、必要! -
「叙述トリック」にまんまと翻弄されました!
サイコパスって本当に存在するのかな…いたら恐い…
2011.11.30 -
2つの事件の交錯。「ユダ」「ユダの息子」「少年A」そして真犯人は誰なのか。想像しない結末で、面白かった。しかし一気に読まなかったせいかかなりこんがらがった…。この人の作品はキャラクターや場面展開などに魅力がなく、オチまで一気に読ませ、ラストのどんでん返しまでの急転直下の展開が唯一の魅力。できるだけ一気読みしないと途中で話を忘れてしまう。
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叙述トリックと言うんですか、とても面白かった。
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現在と15年前に起こった事件、少年Aの父からの手紙、ノンフィクション作家と助手それぞれの調査...凝ってるなぁ。
15年前の犯人は途中で分かってしまうけれど、それに迫っていく過程がいい。 -
ノンフィクション作家・高嶺隆一郎は真犯人に直接インタビューする手法をとっていた。埼玉県の久喜市で起きている連続失踪事件を調査するなかで、15年前の同様の事件との関連性が浮かび上がる。月曜日に女が消えること、現場に「ユダ」「ユダの息子」のメモが残されること。犯人はまた「少年A」なのか(amazonより抜粋)
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内容(「BOOK」データベースより)
ノンフィクション作家・高嶺隆一郎は真犯人に直接インタビューする手法をとっていた。埼玉県の久喜市で起きている連続失踪事件を調査するなかで、15年前の同様の事件との関連性が浮かび上がる。月曜日に女が消えること、現場に「ユダ」「ユダの息子」のメモが残されること。犯人はまた「少年A」なのか。 -
過去の事件と今の事件がシンクロしていく。
読んでいくうち2つの事件が混ざって混乱します。
長さの割りにラストがあっさりしてる。 -
折原一の著作を読んだのは初めてで、まんまと時系列のトリックにはまってしまい、混乱。しかし作者の手の内にはまるのもミステリの醍醐味。ただし後半の犯人の供述があっさりしすぎているのが残念。
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埼玉県で連続失踪事件がおきる。そこでは15年前にもにたような失踪事件がおき、ともに少年Aが関与しているとされていた。
少年Aという匿名性が、物語を複雑に、かつ不透明にしていく。
誰も「信用のできない証人」であるようで、誰を信じるべきかと右往左往しているうちに煙まかれる。
この煙のまきかたが、やっぱり上手いなぁと思う。
でもって、複雑さったかたまりが、ゆっくり、そして一気にほどけて一本の糸になる様は鮮やかであるとしか言いようがない。
全てのフラグはあるべきところへ、あるべき形をとって、そこにおさまる。
それは、不思議な調和に満ちた世界だ。
狂っているからこその調和。「少年A」はそんな世界にいるのだろう。 -
リピート
書き手にやられた…って思わされる小説 -
折原一「失踪者」
「冤罪者」に続く〇〇シリーズ第二弾。
またまたノンフィクション作家が主人公。前作より手が込んでいて読み応えがあった。「少年A」を軸にして、面白い構成になっていました。
この作家の作品は、得体のしれない気持ち悪さがあって、ひやひやする感じがいいです。
ただ、ややこしくし過ぎたおかげで、逆に犯人が浮かび上がってきちゃった感じ。せっかくのどんでん返しが、途中でわかっちゃったのが残念です。また、最後まで真相を引っ張っておいて、都合良く話を終わらせた感じがして、私としてはちょっと不満が残りました。 -
納得のどんでん返しです。