陰陽師 (文春文庫 ゆ 2-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528010

感想・レビュー・書評

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  • 2024.04.04読了

  • 非常に面白かった。

    安倍晴明や陰陽師や仏教にも興味が出てきてしまった。

  • これはサクサク読める。
    晴明と博雅とのかけあいが面白い。
    シリーズ読破欲が増す!

  • 2024年4月映画化
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00002502

  • 話のテンポが良く、キャラクターも役割がハッキリしていて読みやすかったです!

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/803304

  • 陰陽師シリーズの一作目、昭和63年(1988)作。
    獏さん37歳くらいかな。
    シリーズを虫食いで読んでいたのと、
    昨年2年ぶりに『陰陽師 烏天狗ノ巻』が
    出たので読み直そうと決めた。
    再読の一作目、やっぱり面白い。
    「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」
    の「名前はこの世で一番短い呪(しゅ)」、
    「眼に見えぬものさえ名という呪で縛ることができる」と安倍晴明は言う。
    これで、もう縛られてしもうたがね。

    「梔子の女」「黒川主」「蟇」「鬼のみちゆき」
    「白比丘尼」では人魚の肉を食し不老不死になった尼から、鬼を払う話。
    この女は晴明の初めての女。
    ──花は枯れるから花で、枯れぬ花は花でない。
    『あれ(女)もまた、枯れぬ花』と晴明は言う。
    「白比丘尼」はいいね。
    35年以上経っていても少しも色褪せない6編。
    急がず、ゆっくり一作ずつ
    「ゆこう」「ゆこう」を楽しもうと思う。

  • アニメから関心を持って原作へ。元々のエピソードをアニメではどう変えているのかも興味深かった。晴明のところに博雅が頼みごとを持ってやってくるところから始まり、二人で様々な怪異などに出会うことになる話が多い。連作短編のような形式で、単調に感じるところもあるが、陰陽師の世界観を楽しめる。

  • ずっと読みたかった陰陽師の話。想像以上に面白かったです。真面目すぎる博雅とどこか掴めない晴明との軽やかなやりとり。そして恐ろしく、儚い怪異たち。どれも面白く一気に読み進めてしまいました。

  • 平安時代。闇が闇として残り、人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた。安倍清明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖しのもの相手に、親友の源博雅と力を合わせこの世ならぬ不可思議な難事件にいどみ、あざやかに解決する。(e-honより)

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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