- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167528010
感想・レビュー・書評
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今までちょっと敬遠をしていたのですが、
想像していたような堅苦しさがなく、読みやすかったです。
気軽に平安時代の闇の中へすべりこめるような感覚が好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たまたま見たyoutubeでこの作品を紹介している動画をいくつか見て気になっていたところ、タイミング良く近くの本屋で平積みされていたのを偶然見つけて購入。
もっと暗くて難しい内容かと思ったけど都で起こる怪異をひとつずつ解決していく短編のような感じでテンポよく読みやすい。
安倍晴明と友人との掛け合いも楽しい。
シリーズものなのでまだ全巻揃えてないけどこれから少しずつ読んでいきたい。
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さらさら読めて楽しい
呪いについて、この本で探求してみたい -
再読、やっぱりオモシロイ。平安時代設定のお話は煌びやかな王朝調な物も未知魍魎蔓延る物もすごく好きなので引き込まれてサラッと読んでしまった。淡々と気持ち悪い事も書かれているから読後不快感が無いです。晴明と博雅のコンビが最高ですね。シリーズのどこまで読んだか忘れてしまったので順に読んでいこうと思う。
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安倍晴明がほんとにまじで可愛いのでめちゃくちゃオススメです。このシリーズ大好き。
博雅と晴明の掛け合いが、仲の良さが、最高に尊いです!落ち着いてて博雅のことが好きで何でも知ってて飄々と平安の世を生きる安倍晴明です、う〜〜んかわいい!!♡
博雅のことを待ってる晴明も、いつもは「うむ」とか「そうさな、」なのに小さい相槌は「うん」って言う晴明も、いつもは上品で礼儀正しい外づらを持ってるくせに博雅の前では礼儀正しくなくなる晴明も見れます!!
2人の会話パートが、ゆるゆると時が流れてて落ち着くのですき -
時代物は苦手意識があったけど、これは全くそんなことなくて、超面白かった。
ざっくり言うと、イケメン陰陽師と朴訥な武士がタッグを組んで怪事件を解決していく話(言い方雑すぎ)
強いて言うなら呪の話が最後まで自分にとっては理解が難しかったけど、エンタメとしてかなり面白かった!安倍晴明、実際はどんな人だったのか気になる。
個人的に、ふたりが現場に行く前に「ゆこう」「ゆこう」って言い合うの好きでした。あとくちなしの話がちょっとお茶目で好き。 -
どうして今まで読まなかったのか?!
と思う程面白いです。
野村萬斎と羽生結弦のイメージが強すぎて敬遠してたようで、勿体ない。
こんなに長い間シリーズとして読まれているには、やっぱり理由がありますね。
安倍晴明の飄々とした感じと源博雅との掛け合いが、テンポよく飽きない。
玄象といふ琵琶鬼のために盗ららるること
梔子の女
黒川主
蟇
鬼のみちゆき
白比丘尼
タイトルを見れば謎は分かる、と言うか謎解きが主題では無いのでそれは良いのである。
不思議な世界観を楽しんで欲しい。
黒川主と白比丘尼が特にお気に入りです。
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大好きな話ではあるけれど、実は小説を読んだ事がなかった。
漫画の方は読んでたんだけどね。
安倍晴明は実在した人であるからして、
いくつかのエピソードを読んだ事はある。
それでもやはり、獏さんの陰陽師が一番いい!
安倍晴明と源博雅がいい。妖がいい。
優しくて哀しくて、シットリと湿り気を帯びているのがいい。
晴明と博雅の会話が特にいい。
そして安倍晴明のイメージは映画の野村萬斎さんで固定されてます。-
もっこさん、こんばんは♪
晴明サマ、大好きです(*´∇`*)
>そして安倍晴明のイメージは映画の野村萬斎さんで固定
わかります...もっこさん、こんばんは♪
晴明サマ、大好きです(*´∇`*)
>そして安倍晴明のイメージは映画の野村萬斎さんで固定
わかります!!
同じく萬斎さんで固定されてます(笑)
岡野玲子さんの漫画は読んでないのですが、
絵がキレイなので気になっています。
原作に忠実な感じですか?
安倍晴明の漫画といえば、
岩崎陽子さんの「王都妖奇譚」はお読みになりました?
こちらには、博雅ポジで藤原将之という親友が出てきます。
もしまだでしたら、おススメです♪2013/05/20
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村上天皇(在位:天慶9年(946年)-康保4年(967年))の
時代あたりが背景でしょうか。
壬生忠見の名前や、蝉丸なども登場します。
薄ぼんやりと平安時代を感じつつ読むのが楽しいです。
主人公格のふたり・安倍晴明と源博雅の描かれ方に、
とても好印象を持ちます。
『今昔物語集』などを下敷きに描かれているようで、
読んでみたくなりました。
文章の表現が、やわらかい色の生絹を纏うような雰囲気を持っていて、
とても素敵です。
掲載話
「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」
「梔子の女」
「黒川主」
「蟇」
「鬼のみちゆき」
「白比丘尼」
メモ:
安倍晴明921年-1005年、源博雅918-980年とされている(wikipedia)