陰陽師 瘤取り晴明 (文春文庫 ゆ 2-16)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167528164

感想・レビュー・書評

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  • 今回は短い話が一本入っているだけだけど、毎回表紙の絵を描いている方の挿絵がふんだんについていて絵本のような雰囲気になっている。
    話の雰囲気とあっていて私はとても好きです。
    ただ、話自体は短いので絵はどうでもいいよって人には物足りないかもしれません。

  • 今までは1冊に短編が数編入っていたけど、これは絵本というだけあって1作のみ。
    正直物足りないです。。。
    多少間が空いても我慢するので、もっともっと、長くて読み応えのある作品をお願いします。

  • 夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズは、だいぶ前に最初の方の何冊か
    読んでいました。
    読むスピードが、文庫化を追い越してしまって離れてしまっていました。

    その後ドラマになったり映画になったり、マンガにもなったみたいで・・・。
    ドラマは見てたんですけどね。

    久々に書店で「陰陽師」のタイトルが目に止まり、間違いなく読んでいない
    この絵巻物を選びました。

    晴明と博雅のおなじみのやり取りに懐かしく浸れました。
    私は映像に感性がないタイプなのですが、村上豊さんの画は不思議と良くマッチして
    私のイメージに厚みを持たせてくれました。
    博雅の笛のシーン、本当に闇の中に沁み入るようです・・・。
    獏さんが意図したように、ちゃんと絵物語になっていました。

    多分、龍笛ノ巻か太極ノ巻まで読んだと思うので、続きをまた読みたいと
    思います。

  • 自分としては、絵はいらないや。

  • ゆこう。
    ゆこう。
    そういうことになった。


    このかけあいがすき(笑)
    今回は挿絵つきで、瘤取り爺さんの話。
    晴明の機転が今度も面白く、博雅の笛の音が今度も物の怪の心を動かす。

  • 相変わらずの、この文のリズムの心地良さといったら。
    晴明と博雅のやりとりも相変わらず。二人の関係、好きだなあ。

    文庫ながら、絵本のようにふんだんに絵がおさめられた一冊。

  • 双子の薬師、平大成と中成が山中で鬼たちと出会い困ったことになったのを晴明と博雅が救う。

    (2003年10月12日読了)

  • 小説というよりは絵本のような作品
    カラーイラスト多数のため、他の文庫と使っている紙が違いますw
    他の陰陽師と違って、この瘤取り晴明の話しかありません
    話の元ネタは、タイトルからも分かると思いますがこぶとりじいさんですね
    この話に晴明と博雅が加わると、あぁ、こうなるのかと…

    相変わらず晴明に振り回される博雅は、見ているとなんだか可愛いなぁ、と
    イラストで晴明と博雅におひげがあってちょっと驚きましたがw
    この方の書かれる晴明と博雅はさっぱりと年齢が掴めません

    面白かったのですが、評価を1つ落としているのは、話が一本だけで物足りなかったからですw
    もちろん、絵本のような形式ですので、他の文庫のように短編を幾つも、という訳にはいかないんですけどね
    初めて夢枕獏の陰陽師に触れる、という方でも楽しめると思う作品デス

  • 陰陽師シリーズに、はまっています。
    今回は挿絵があり、それがすばらしく物語の雰囲気とあっていました。

  • 2010.2.16読了

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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