- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167556020
感想・レビュー・書評
-
なんだかもどかしい。
でも「この先どうなるんだろう」とわくわくしてきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国の権謀術数はすごい。およそ、自分に関係ない世界だからこそ引き込まれてしまいます。
今の僕たちに想像出来ないくらいの愛国心。
これは国民性の違いなんだろーか。。 -
相変わらず、暗~~~~~~!!!
半年ぶり(!?)に続編を読み始めました。
ラッキーなことに、登場人物もそこまで多くない上に、話のつながりも伏線も無いから、時間が経ってても簡単に入り込めました。
逆に言えば、話のつながりも伏線も無いから、ただ単に読み進めている感満載で、正直ちょっと辛い。
例えば、突然現れた松本さんの、過去の話をきかせれば、登場人物が少ないゆえ、「あ、父ね」とすぐに分かってしまったり、丹青が出てきた時点で、「あ、また波乱ね」と読めてしまったり。
なんか、無駄にちょい出のキャラに肉を付けすぎてる気がする。特に中国政府関係者。 -
ようやく物語が動き始めました。
-
戦争の悲惨さ。権力の恐ろしさ。目の当たりにしているような描写で,臓腑をえぐられるようでした。お勧めします。
-
一巻は激動の時代と言う感じで、この二巻で物語りが繋がり、急展開します。
やはり考えさせられるのは中国との戦争ですね。
日本軍が行った事は事実として恐ろしい事ですし、許される事でもありません。
やはり日本はもっと、過去行った事の教育が必要だと思います。
確かに、中国の教育を見る行き過ぎた教育にも思いますが、間違い無く事実です。
でももっと酷い現実は、アメリカは日本に原爆を落としているのです。
物語は奇跡的に社会的地位を作った、陸一心が表舞台に出始めます。
それぞれの過去を抱えつつ人間関係も複雑に絡みます。
本当に傑作です。 -
(2)は政治的な事が多くてアホな俺には難しかったけど、
色んな出会いとかあって面白かった。 -
いよいよ面白くなってきた。
文革も終わり、毛沢東亡き後の中国の混迷ぶり。
そして、主人公の実父の存在。
それにしても、鉄工所とは。
華麗なる一族とややかぶるか。 -
第二次大戦の最中、当時の満州国の発展させたい思惑で日本の政策として、日本の貧村から移住した家族。しかし敗戦の色が濃くなると、民衆を残して軍隊は撤退していく。命を懸けた逃避行で両親を失った主人公とその妹の二人は、中国人によって捕まり人身売買で離ればなれとなってしまう。
その後、親切な中国人夫婦にもらわれ、中国人として生きていく決意をして努力をするも、日本人であることでいわれのない差別を受け、文化大革命に巻き込まれていく。
物語は実際の出来事を基にしており、日本と中国の間の政治問題や歴史を知ることができるので、この図書をお薦め致します。